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「完全にエゴだわ…」 英検3級の会場で子どもが号泣 付き添いの母親が見た光景に衝撃「精神的な土台がない」
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グローバル化が進む近年、子どもが就学前から英語教室に通ったり、小学生で英語の資格試験に挑戦したりする家庭も珍しくありません。しかし、成長段階に合わない「早すぎる挑戦」は、本当に子どものためになるのでしょうか。ある母親が英検会場で目撃した光景が、X(ツイッター)で大きな反響を呼んでいます。投稿者の生き物大好き(@rikugame_kawaii)さんに詳しいお話を伺いました。
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試験前の教室に響いた大号泣…周囲も困惑
小学4年生の娘さんを育てる投稿者さん。ある日、娘さんの実用英語技能検定(英検)3級受験に付き添うため、試験会場を訪れました。会場となったのは、有名な私立高校。英語塾が提供する準会場ではなく、一般の個人受験者も集まる本会場でした。
娘さんと入った教室は、小学生以下の受験者のみが集められていました。そのなかに、小学生になったばかりくらいの小さな子どもがいたといいます。
英検3級は中学校卒業程度のレベルを想定した試験ですが、小学生が挑戦することは決して珍しくない時代になっています。しかしこの日、その小さな受験者に予想外の出来事が起こりました。
入場開始から着席・試験説明までには50分ほどの時間があり、ほとんどの親御さんがその間、子どもに付き添っていました。しかし、その小さな子は着席して筆箱を出した直後に、親御さんが退出。近くにいたほかの受験者の親御さんが代わりにトイレへ連れていってあげるなど、お世話をしていたそうです。
そして着席時間になり、試験官が試験説明を始めた頃、異変が起きました。なんと、小さな子が大声で泣き出したのです。女性の試験官が寄り添ってなだめましたが、大泣きは収まらなかったといいます。