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「38年生きてて1回もやったことない工程で笑っちゃったよ」 離乳食作りに絶望…1児の母の悲痛な叫びに集まる共感

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「なんだそれ」と驚いた瞬間

懸命にオクラの種を取り除いたnacoさん。まな板に散らばる種に苦労の跡が【写真提供:naco(@naco_memo75)さん】
懸命にオクラの種を取り除いたnacoさん。まな板に散らばる種に苦労の跡が【写真提供:naco(@naco_memo75)さん】

 離乳食作りの工程で、野菜の下ごしらえの多さに辟易していたというnacoさん。そのなかで、想像もしたことのない「オクラの種を取る」という工程を目にして、思わず「なんだそれ」と驚いたといいます。

 苦労して作った、オクラを使った離乳食。nacoさんは無事に「納豆オクラ粥」と「ツナオクラ粥」を完成させました。その味に、息子さんも満足してくれたようです。

「納豆オクラ粥を食べたとき、初めての食感に最初のひとくちは怪訝な顔をしましたが、その後はお粥と一緒にもりもり食べてくれました」

 手間をかけた甲斐があったと、ほっと胸を撫で下ろしたnacoさん。子どもがもりもりと食べる姿は、どんな苦労も報われる瞬間だったようです。

 オクラの種は口の中に残りやすいため、離乳食の中後期までは、できるだけ種を取り除くのが一般的です。ただし、1歳前後の離乳食完了期以降は、しっかり加熱してやわらかくしたものであれば、種を取らずに調理しても良いとされています。子どもの食べる様子や発達の段階に合わせて、無理のないように進めることが大切でしょう。

野菜や魚の面倒な下処理にも奮闘

 息子さんの成長に合わせて計画的に離乳食を進めてきたnacoさんですが、オクラ以外にも大変だった食材があるそうです。

「白身魚は量が少なすぎてフードプロセッサーで細かくできずに、小さなすりこぎを買って少量ずつ細かくするのが大変でした。ホウレン草やブロッコリーは茎を除いてやわらかい部分のみを使用するので、ホウレン草の束から葉っぱのみをちぎったり、ブロッコリーの先端をキッチンバサミでチョキチョキしたり……という、これも離乳食で初めて経験した調理法で戸惑いました。余った固い部分は親が消費します」

 離乳食作りは手間がかかるものですが、その一つひとつの工程に込められた親の愛情が、赤ちゃんの健やかな成長を支えています。nacoさんの投稿は、同じように日々奮闘する多くの親たちに勇気を与えました。

「多くのお母さんたちからのコメントで、『みんな面倒だったんだな』と思えて安心しました。ただ、『種を取る面倒な下処理を絶対にしなければいけない』とプレッシャーを感じるお母さんがいないといいなと思います」とnacoさん。育児と向き合う日々の様子は、ブログ「naco memo」でも見ることができますよ。

(Hint-Pot編集部)