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「作ってしまった…」→制作時間わずか2時間! タルトからそびえ立つ「食べられる鉱物」 幻想的なスイーツに驚きの声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「食べられる鉱物」制作過程の様子【写真提供:古田 @ トルマリン狂(@AAtractosteus)さん】
「食べられる鉱物」制作過程の様子【写真提供:古田 @ トルマリン狂(@AAtractosteus)さん】

 宝石のように美しい結晶が、タルトから生えている――。そんな幻想的な光景がX(ツイッター)で7.4万件もの“いいね”を集め、大きな話題を呼んでいます。紫色に輝く結晶は、まるで本物のアメジストのよう。しかし、これは食べられるスイーツなのです。鉱物をコレクションするのが趣味だという、投稿者の古田 @ トルマリン狂(@AAtractosteus)さんに詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

タルトから突き出る紫の結晶 まるで本物の鉱物標本

 白い皿の上に無数にそびえ立つ、透明感のある紫色の結晶。大きな柱状の結晶だけでなく、その周りには小さな結晶が散りばめられています。その手前には小さなスコップが。

 まるで鉱物標本のような美しさですが、その正体はスイーツです。「食べられる鉱物第2弾……作ってしまった……」とコメントを添えた投稿にはなんと7.4万件もの“いいね”が集まりました。

 リプライ(返信)には、「器用の範疇を超えていますよね!!」「こういう夢があるの良い」「これはめっちゃ好物!」「ほ、本当に食べられるんですよね……?」など、あまりにも本物そっくりな仕上がりに、多くの人が驚きの声を上げています。

鉱物コレクターならではの発想「甘そうだな?」

第1弾の作品【写真提供:古田 @ トルマリン狂(@AAtractosteus)さん】
第1弾の作品【写真提供:古田 @ トルマリン狂(@AAtractosteus)さん】

 この独創的なアイデアは、古田さんの趣味から生まれました。

「もともと私は鉱物コレクターでして、主にトルマリンという鉱物をコレクションしています。さまざまな鉱物を見ているうちに『甘そうだな? おいしそうだな?』などの見方をするようになりました。だったら、そもそも食べられる物で鉱物っぽくしちゃおう!! というな感じで作りました」

 第1弾は、世界三大希少石といわれる、パライバトルマリンをイメージして制作。理想の形にはできなかったものの、満足いく出来に仕上がりました。

 今回の第2弾では、「食べ物としての鉱物さ」を意識したといいます。「第1弾は、あくまでも『鉱物っぽく』を意識していました」と、第1弾との違いを説明してくれました。