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「無言の圧を感じた」 アメリカに「同調圧力」はない? ハワイで暮らして気づいた“意外すぎる空気”
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今年のハロウィンに驚きの出来事が

たとえば、先月のハロウィンでのこと。ショッピングセンターの各店舗からお菓子がもらえる「トリック・オア・トリート」イベントが開催されました。私たちは、ハロウィン大好き三兄弟と、そのママさんと一緒に参加するはずだったのですが……なぜか長男・Aくんの姿がありません。
「もう11歳だから、子どもっぽいイベントに参加するのは恥ずかしいのかな」と思ったら、理由は正反対。ママさんが注文したコスチュームが届かず、コスチュームなしでイベントに行くのが恥ずかしいから「家でひとりで留守番する」と、頑なに言い張ったのだそうです。

子どもだけでなく、大人もコスチュームでバッチリ固めてくるのが、ハワイのハロウィンでの常識。コスチュームやハロウィンっぽいアイテムを身につけず参加した私は、すれ違ったママ友5~6人に「なんでコスチューム着てないのー!?」と、指摘されました。
Aくんがコスチュームなしで参加するのを拒んだのも、納得といった感じです。
日本のみなさんは、アメリカに対し「個を尊重する国」というイメージを持っているかもしれません。しかし、ことイベントに関しては、みんなに合わせないと「ノリが悪いやつだ」と思いがちな空気が、確かにあります。まさに「同調圧力」をひしひしと感じる瞬間でした。