世界的な人気を誇る日本食は、今や海外でもその味を楽しめます。外国人を夢中にするものはさまざまありますが、人気なのは定番グルメだけではないようです。6月下旬からアメリカ・ロサンゼルスに住むYoさんが、現地の生活事情や外国人から見た日本の印象などを綴るこの連載。第16回は、アメリカ人が虜になった日本のお菓子について紹介します。

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ホストマザーが日本で愛されるお菓子に大興奮

　ホームステイ先で、日本のお菓子がアメリカ人の舌を魅了していました。「見てよ！　知ってる？」と、ホストマザーがうれしそうに指差したのは、亀田製菓の「ハッピーターン」です。新しく入居した日本人からのお土産でした。

　ママは「もう、止まらなくなったの！」とハイテンションです。

「最初、部屋でひとつ食べてみたら、もうおいしくて、おいしくて。キッチンに戻ってもうひとつ取って、部屋で食べて、また戻ってきたの。止められないから、その繰り返し。結局、まとめて持っていっちゃった！　こんなの食べたことがない」

　日本でも、多くの人がやみつきになってしまうことで知られるハッピーターン。幅広い世代から人気を集め、定番のおやつとして長く愛され続けています。その理由は、シンプルながらも、独特な味わいにあるでしょう。