どうぶつ
捨てねこから看板娘へ 頑張る女性を癒す“大切なパートナー”との運命の出会い
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お気に入りの場所は発泡スチロールの箱
柿本さんのおうちに来たばかりの頃は、とてもおとなしかったというセイラちゃん。
「全然鳴かなかったので、病気なんじゃないかって心配したほど……。目の病気はあったのですが、他は幸い異常もなく。治療を続けていくうちにどんどん元気になっていきましたね」
セイラちゃんが入っている発泡スチロールは、当時利用していた食材宅配の空き箱。
「急に引き取ることになったので、じゃあこの箱にタオルを入れて寝床にしてあげようと……。今じゃ、もうこの箱にしか入らなくなっちゃいましたけど」
柿本さんが隣の部屋でお客さんにトリートメントを行っている間は、この箱の中でずっと寝ているんだとか。セイラちゃんにとって一番落ち着ける、大のお気に入りの場所なのだそう。
先回りしてお客様をお出迎え^^
お迎えしたばかりの頃は、お客様への配慮から施術中は、セイラちゃんに奥の部屋にいてもらうようにしていたとか。
でも、しばらくして想定外のハプニングが勃発。
「大きくなってきて、扉を勝手に自分で開けるようになっちゃったんですね。玄関でガチャンって音がしたら、普通はびっくりして逃げちゃうねこも多いと思うんですけど、セイラちゃんの場合は誰が来た? って気になって玄関までお出迎えするように(笑)」
お客様へカウンセリングを行った後は、隣のトリートメントルームに移動。セイラちゃんはお客様よりも先に入室して、ベッドに座ってしっかりお出迎えまでしてくれるのだとか。
また、施術中もたまに気が向くと扉を勝手に開けて入ってくるそうで、時にベッドの上に乗ってくることも。ボディトリートメントの時はないそうですが、フェイシャルをしている時は、お客様のお腹の上に乗ることもあるそう。
柿本さんが謝ると、「セイラちゃん乗ってきてくれた!」と、逆に喜んでくださるお客様が多いといいます。