健康・美

ダイエットがうまくいかない人は「冷え」に要注意 管理栄養士に聞く 身体を温めるコツ

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:森川 有子

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食材や習慣の組み合わせで、寒い冬でも冷えに負けない身体づくりを(写真はイメージ)【写真:写真AC】
食材や習慣の組み合わせで、寒い冬でも冷えに負けない身体づくりを(写真はイメージ)【写真:写真AC】

まずは朝食で身体を温めるのが大切 たくさん食べられない人はみそ汁を

――身体を温めることが重要な時間帯はありますか?

「特に重要なのは、体温が下がっているとされる朝です。朝食は体温や代謝を上げるために大切です。朝食でその日の食リズムを整えて、消化や排泄など食べたものをうまく処理する能力を高めるためにも、朝に食べるということは重要です。何を食べるかというと、温かいものが良いでしょう。食から全身の体温を上げていきます。体温を上げると、エネルギー代謝の効率が上がり、免疫力もアップすると言われています」

――忙しくて朝食を抜きがちな人や、起き抜けに食べられない人もいるかもしれません。

「理想を言えば前日の夕食を20時までに終わらせているのが良いのですが、現代は22時や23時に食べるという方もいらっしゃいます。そうなると朝に食欲がわくわけがありません。夕食が遅すぎて食欲がない方は、無理に食べる必要はありませんが、せめて汁物をとることを心がけてみてはいかがでしょうか。特に大豆発酵調味料であるみそを使ったみそ汁が良いでしょう。みそはアミノ酸が豊富であり、そしてみそ汁は温かい飲みものですから、当然身体を温めてくれます。根菜たっぷりのみそ汁ならさらに最強です」

――寝る前などに温かい飲み物を飲むのも良いでしょうか?

「はい。温かい飲み物を飲むこと自体、身体が温まる効果があります。保温効果の持続性は、飲み物の種類によって異なると言われています。ハチミツや黒蜜などを少し加えると保温効果があるようです。また、暖かい地域で育ったコーヒーは、薬膳的には身体を冷やすと言われていますが、カフェインなどの覚醒作用も強いので、寝る前は避けた方が良いです」

――そのほか、冷やさないコツはありますか?

「ダイエットコーチとして、冷え予防として勧めているのは、身体で“首”がつく部位を冷やさないということです。首、足首、手首などは、マフラー、靴下、手袋などでしっかり防寒することをオススメします。さらに手首、足首まわりは回したりストレッチするなどよく動かして、血流をよくすると良いでしょう。肩甲骨まわりの可動域を大きく使って動かすことでも、血流がよくなり、身体も温まります。また、1日の終わりにはしっかり湯に浸かることも大切です」

(Hint-Pot編集部)

森川 有子(もりかわ・ゆうこ)

管理栄養士、ダイエットコーチ、薬膳アドバイザー。
栄養相談室・有美食工房(https://www.atelier-y.jp/)代表。自らの過酷なダイエット生活の経験がきっかけとなり栄養士の道へ。2000年シドニー五輪では現地パーク内レストランでスタッフとして勤務。その後、運動・栄養・休養の3つの健康の柱を軸に、カウセリング、コーチングのスキルも習得。テレビやラジオ出演、雑誌の執筆など幅広く活躍。企業、個人に向けてのウェイトコントロールのコンサルティング、スポーツ選手や芸能人に対してダイエットコーチングも行う。森川千有として女優としても活動。