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「すみません。贈り物は受け取れないんです…」 日本人ママが日本の小学校で受けた逆カルチャーショックとは
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2人の子どもをハワイの小学校に通わせている、主婦ライターi-know(いのう)さん。学校教育や文化を通して、さまざまなカルチャーギャップに触れているそうです。今回はそのひとつである“プレゼント”に関して、日米の違いを感じた出来事があったのだとか。第82回は「先生へのプレゼント」です。
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教師にクリスマスギフトを贈る習慣
アメリカの学校には、先生へクリスマスギフトを贈る風習があります。日本ではあまり信じられませんが、アメリカ本土には先生から「欲しいものリスト」が送られてくる地域もあるそうです。
ハワイでは必須というわけではありません。しかし、クリスマスが近づくと、先生にプレゼントを渡している保護者の姿をときどき見かけることがあります。
一番喜ばれる定番のプレゼントはギフトカード、つまり金券です。スターバックス コーヒーや、ターゲットといった大型ショッピングセンターのものが先生に人気で、金額は20~30ドル(約3100~4600円)が相場だそうです。

ご近所のママさんは、クリスマスだけでは飽き足らず、新しい学年が始まる際と学年が終わる頃の合計3回、先生にギフトカード20ドルとクッキーなどのお菓子を渡しています。
子どもが3人いるご家庭なので、それぞれの先生にプレゼントを用意するのは、なかなかの出費ですが、「少しでも先生に目をかけてもらえるように」との目論見があるのだとか(笑)。