Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

「褒め言葉だと思ったのに」 フランス人が日本人妻の言葉を勘違い 「自信満々で外に出ちゃった」という恥ずかしい経験とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

日本語の表現に戸惑ったオレリアンさん(スクリーンショット)
日本語の表現に戸惑ったオレリアンさん(スクリーンショット)

 日本語には、直接的な表現を避けるための婉曲的な言い回しが数多く存在します。日本人にとっては当たり前の表現でも、外国人には思わぬ誤解を招くことも。フランス出身で日本在住のYouTuber・オレリアン・プダさんは、自身のXアカウント(@bebechan_france)で、日本人の妻から言われた言葉を勘違いしてしまったエピソードを紹介しました。いったい、どのような言葉だったのでしょうか。

 ◇ ◇ ◇

妻から言われた“遠回し”な表現

 日本で暮らすフランス人のオレリアンさんが、日本語の独特な表現に戸惑った体験を投稿し、大きな反響を呼んでいます。

「日本の皆さん!!!!!なんで!!!ズボンのチャックが開いてることに『社会の窓が開いてる』というすこぶるポジティブな表現を使うんですか!!!この前妻に言われて『社交的になったね』という褒め言葉だと思って自信満々で外に出ちゃったじゃないですか!!!!」

 直接的に指摘するのではなく、オブラートに包んだ言い方をする日本の文化に困惑したオレリアンさん。いわゆる「社会の窓」とは、ズボンのチャックが開いている状態を婉曲的に表した言葉で、現在ではあまり使われなくなりましたが、昭和の時代に広く浸透した表現でもあります。フランス出身のオレリアンさんがこの意味を知らなかったのも、無理はないでしょう。

 この投稿には4.4万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「それは勘違いしてしまっても仕方ない……!」「日本人にはまだまだ恥ずかしがり屋さんが多いので、オブラートに包んでるんです」「直接的な表現を避けたいときの隠語の類ですね 良かったら覚えてください」などの声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)