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「気に入らなかったら返品すればいいや!」 日本の感覚では信じられない! ハワイ在住日本人ママが語る購買意欲が高まるワケ
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一年で溜まったものを断捨離する、年末。ハワイ、そしてアメリカでは、クローゼットに眠ったままの未使用品だけでなく、開封・使用済み商品も返品できるそうです。主婦ライターのi-know(いのう)さんは、日本との文化の違いにとても驚いたのだとか。第83回は「ハワイの返品文化がすごい!」です。
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不要になったら気軽に返品できるハワイ
年末が近づき、大掃除や断捨離をするご家庭も多いと思います。ハワイは年中温暖な気候で、季節のメリハリがほぼないので、日本のような“年末感”はあまりありません。しかし、この一年で溜まったいらないものを断捨離することで、不思議と年末っぽさを感じている、今日この頃です。
断捨離そのものとは意味が異なりますが、ハワイでは、不要になったものを整理するときに“返品”という選択肢があって便利です。
サイズが合わなかったものや不良品はもちろん、「気分が変わって、もう欲しくなくなった」という理由でも返品OK(店舗によってルールは異なります)。多くの大手ショッピングセンターは、返品期間を90日以内に設定しています。
以前はレシート提示が必須でしたが、最近は購入時に利用したクレジットカードがあれば返品できます。
日本の感覚では信じられない、返品できるもの
過去に「これも返品できるんだ!」と驚いたものが、いくつかあります。
たとえば、白髪染め用のヘアカラー。アジア人の髪質に合っていなかったようで、まったく白髪が染まらず、使用済みでしたが返金対応をしてもらいました。
そして、リップグロス。日本のようにテスターがないので、パッケージの色を見て購入したものの、実際に使ってみたらパッケージの色と差異があり、返品しました。
もうひとつが、骨なし冷凍サーモン。パッケージに「骨なし」と書かれているのに、骨が少し入っていたので、返品カウンターへ持っていきました。そこでおば様に「私、これ買ったことあるけど、骨なんて入ってなかったわよ!」と、少し叱られましたが(笑)、通常は返品をとがめられることはありません。