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世界が称賛する日本の「もったいない」→アメリカでは? ドネーション文化から見る共通点
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「まだ使えるものを捨てるのは、もったいない」は世界共通
ドネーション文化は、小学校にも根付いています。家庭にストックしてある缶詰食品や飲み物を寄付するイベントが、年に一度、生徒会主導で開催されます。担任の先生は、このイベントの目的を「貧困のため、食べ物を買うことができない人に寄付をする」と、子どもたちに説明します。
ハワイでは、収納棚がいっぱいになるぐらい物をストックする人が多いので、備蓄から寄付をしますが、買い溜めしない派の私は、イベントのために缶詰食品を購入。ドネーションのイベントを通して、“見返りを求めない施し”を子どもたちが学んでくれたら良いなと思っています。
日本にはドネーション文化がさほどないかもしれませんが、個人間の売買サイトやユーズドショップ、フリーマーケットで不要なものを販売し、まだ使えるものを引き継ぐのがスタンダードですよね。
世界では、日本の「もったいない」という言葉が「MOTTAINAI」として知られています。たとえば茶碗の金継ぎは称賛されていますし、日常生活でも、子どもの衣類やバッグの破れた箇所を縫って、長く使わせるご家庭は多いと思います。
日本とアメリカで方法は違えど、「まだ使えるものを捨てるのは、もったいない」ことを教えるのは世界共通。親の立場としても、大事な子育てのひとつだと感じています。
(i-know)
