どうぶつ
武豊騎手と挑んだ有馬記念から7年 オジュウチョウサンの「今」 現役時代は「ヤバイ」→牧場スタッフが明かす引退後の姿とは
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現在も健康で、大きなけがは一度もなし

現在の体調や様子はとくに問題なく元気で、相変わらずです。こちらに来てからは、大きなけがも一度もしていません。
放牧地は単独放牧なので、ほかの馬との接触はありません。障害レースをとんでいた馬ということで、平地を走っていた馬と体つきなどに違いがあるかと聞かれることもありますが、とくに見た目で違うといったことはなく、一緒ですね。
現在は、オーナーさんが預託する形で種牡馬として活動しています。種付けは自場で行っており、お相手は主にオーナー所有の馬や、うちの繁殖牝馬などです。
ファームにはオジュウチョウサン目当てのファンも多く、人気を感じます。印象としては、「ガチの競馬ファン」がオジュウチョウサンを好きでいてくれる感じですね。「ウマ娘」から入ったファン層とはまた少し分かれていますが、オジュウチョウサンを見て好きになってくれる人もいます。
今年は中山大障害が12月27日(土)に、そして翌日の28日(日)に有馬記念が、ともに中山競馬場で行われます。現役時代の勇姿を知るファンにとって、障害競走の歴史を築いた名馬が元気に“第二の馬生”を送っている姿は、何よりもうれしいでしょう。オジュウチョウサンの子どもたちが、いつか父の背中を追い、競馬界を再び沸かせる日が楽しみですね。
(Hint-Pot編集部)