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ブロッコリーは流水で洗ってはいけない? うっかりやりがちな3つのNGとは
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教えてくれた人:和漢 歩実

2026年度から「指定野菜」となるブロッコリー。指定野菜とは、消費量が多く日本人の食生活に欠かせない野菜として、国が定めたものです。ブロッコリーは栄養が豊富なことで知られますが、実は下ごしらえでうっかりやっているNGもあるようです。いまさら聞けない、ブロッコリーにまつわる3つのポイントを、栄養士で元家庭教諭の和漢歩実さんに伺いました。
◇ ◇ ◇
その1 ブロッコリーの葉を捨てる
もし葉を捨てていたら、もったいないです。ブロッコリーはつぼみ部分以外に、茎はもちろん、葉も食べられます。
葉には、つぼみ部分と同様に、体内で必要時ビタミンAに変換されるβカロテンやビタミンC、葉酸などのビタミンB群、カリウムや鉄などのミネラル、抗酸化作用が期待されるポリフェノールなどが含まれています。
風邪が気になるこれからの季節は、積極的に摂取したいところです。葉は捨てず、食べやすい大きさに切って汁物や炒め物の具材に使うなど、ぜひ食卓に取り入れましょう。
その2 流水でさっと洗う
ブロッコリーを流水で洗うのは、おすすめしません。つぼみの隙間に虫やホコリが入り込んでいる場合があり、流水だけでは奥まで入り込んだ汚れを落とし切れないからです。加えて、つぼみの表面には「ブルーム」と呼ばれる、ブロッコリー自身が出す天然のロウ質成分がついています。このブルームが水を弾くので、流水では中まで水が入りにくく、十分に洗えません。
ボウルに水をたっぷり入れたら、ブロッコリーのつぼみ部分を水の中に入れて、10分くらい浸しておきます。その後、茎部分を持ち、前後左右に振り洗いしましょう。振ることで、奥までたっぷりの水が行き渡ります。
このとき、水に油のようなものが浮くことがありますが、ブルームなので問題ありません。振り洗いが終わったら、茎部分も含めて水で洗い流しましょう。