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掃除機が臭い…ペット飼い主“あるある” 実は悪化させている3つのNG習慣をプロが解説
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教えてくれた人:伊藤 まき

「あるある!」なのが、掃除機の中がだんだん臭くなってくる問題。とくにペットと暮らすご家庭では、犬や猫の毛、フケ、ダニの死骸に皮脂や雑菌が含まれており、それらを吸い込んだまま放置すると、掃除機内部で臭いが発生しやすくなることが知られています。今回は、この掃除機の悪臭を招くやりがちなNG習慣について、整理収納アドバイザーの伊藤まきさんに聞きました。
◇ ◇ ◇
NG1 ゴミを溜めたまま使い続ける
サイクロン式でも紙パック式でも、ゴミを溜めたまま使い続けるのはNGです。ペットの毛やフケに含まれる皮脂が雑菌の温床になり、それを掃除機内部に長期間とどめることで、悪臭がこびりついてしまいます。
サイクロン式は、掃除のたびに必ず中身を捨ててください。紙パック式も、まだ入るからと使い続けるのではなく、満タンになる前に交換するのが基本です。
NG2 臭いを“ごまかす”だけで放置する
掃除機が臭いとき、消臭スプレーを吹きかけたり、芳香剤でごまかしたりする人が多いのですが、これもNGです。内部に残った皮脂汚れや雑菌はそのままのため、臭いの原因が除去されないどころか、混ざって悪化することも。
おすすめは、掃除の仕上げに少量の重曹を吸い込ませること。臭いのもとを吸着してくれるので、かなり抑えられます。
併せて、排気フィルターを取扱説明書に従って水洗いし、完全に乾燥させてから取りつけることも重要なポイントです。
NG3 排気が臭うのに使い続ける
掃除機の排気が臭いと感じたら、それは“もう限界”のサインです。メーカーのアドバイザーから「3年程度で買い替えを」と提案されることもありますが、高価な掃除機を頻繁に買い替えるのは現実的ではありません。
そこで、思い切って掃除機を使う頻度自体を減らすのも手です。床やたたみは「ほうき+ちりとり」、ペットの毛やダニの死骸は粘着ローラーで丁寧に取る方法を併用すると良いでしょう。
最近は、排気をクリーンにするHEPAフィルター搭載モデルや、排気を出さずにゴミをかき集める“マホウキ”なども登場しています。しかし、これらは砂のような微細なゴミが苦手な場合も多いので、粘着ローラーやほうきと併用することが大切です。
掃除機の臭い問題は、機械の性能よりも「ゴミを溜める・ごまかす・臭っても使い続ける」という日常のNG習慣が引き金になっています。まずは掃除機の扱い方を見直すことが、快適に使い続けるための第一歩です。
(和栗 恵)