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100円ショップの「お掃除シート」のまとめ買いをプロが勧めない意外な理由 家具や床の掃除におすすめのコスパアイテムとは

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:伊藤 まき

用途別に買い込んでしまいがちなお掃除シート(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
用途別に買い込んでしまいがちなお掃除シート(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 安くて便利なことから利用する人が多い、100円ショップの「お掃除シート」。アルカリ電解水やクエン酸、セスキ炭酸ソーダなどさまざまな薬液が配合されたものが売られていて、ついまとめ買いしてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、「こうしたお掃除シートは、家具を傷めてしまう可能性も。あくまでも、応急処置的な掃除への使用にとどめることをおすすめします」と注意をうながすのは、掃除のプロ・伊藤まきさん。その理由を教えていただきました。

 ◇ ◇ ◇

普段の汚れは、雑巾がけで十分落とせる!

 整理収納アドバイザーの仕事でお客様の家にお邪魔した際、場所別・用途別にお掃除シートを買いそろえた結果、使い切れずに乾いてしまっているのをよく見かけます。お掃除シートはたしかに便利ですが、開封後は乾燥が早く、結果として無駄になりがち。買いすぎず、溜め込まないでなるべく早めに使い切るようにしましょう。

 また、界面活性剤入り、アルコール除菌剤入りのお掃除シートは、床面のワックスや家具のコーティングを劣化させてしまうおそれがあります。繰り返して使ううちにコーティングがはげ、汚らしい床になってしまうことも。

※「ワックスをはがさない」「アルコール不使用」と記載された商品でも、必ず目立たない場所で試し、自己責任で使用しましょう。

 近年の住宅は、床に特殊なコーティングが施されています。日常的な汚れであれば、ぬるま湯で湿らせて固く絞った雑巾だけで十分です。

【汚れが気になる場合の手順】
1. 中性洗剤を薄めたぬるま湯を雑巾に含ませ、固く絞って拭く
2. 水拭きで洗剤分を落とす
3. 乾拭きで仕上げる

 この3ステップで、床も家具もきれいに保てます。100円ショップで購入すれば、3枚セットくらいの雑巾が110円。あれもこれともお掃除シートを買うよりもお財布に優しく、かつ無駄なゴミを出すことなく掃除できますよ!

(和栗 恵)

伊藤 まき(いとう・まき)

整理収納アドバイザー1級、クリンネスト2級。ホテル清掃員や国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出などで経験を積み、出版社に入社したのち独立。掃除しながら片づける「整理収納のプロフェッショナル」として各種ウェブメディアで記事を手がけ、掃除本の編集ライターとしても活躍中。
インスタグラム:maki_organize