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「なんじゃこりゃ」 テレビで見た衝撃 宝塚元トップ男役・麻路さきさんが明かす“ベルばら”との運命的な出合い

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部・瀬谷 宏

インタビュアー:竹山 マユミ

ピアノから宝塚へ こっそり始めた準備

宝塚との出会いを語った麻路さきさん【写真:山田隼平】
宝塚との出会いを語った麻路さきさん【写真:山田隼平】

竹山:では、それからタカラジェンヌを目指すためにバレエなどを始めたのですか?

麻路:そうですね。それから1~2年して「歌劇」や「宝塚GRAPH」を読み漁り、宝塚音楽学校の存在を知りました。私はずっとピアノをやっていて、母や先生からは絶対に音大に行くものだと思われていたんです。運動不足解消のために「ちょっとバレエをやりたい」と言って習わせてもらい、こっそり準備を始めました。

竹山:お母様には内緒だったのですか?

麻路:中学2年生の進路相談で、志望校の1番に「宝塚音楽学校」と書き直して出したら、母が学校に呼び出されて三者面談になってしまって(笑)。

竹山:それはお母様も衝撃的でしたね。反応はどうだったのでしょうか?

麻路:「受けるのはいいけど、そんな簡単に入れるもんじゃない」と。あの頃は、ほかの学校の入学試験があって、そのあとに宝塚の音楽学校の受験という日程だったから、すべて準備して、試し受験ならいいよと言われて受けたら、受かってしまったんです。母のほうが入れないと思っていたから、受かったと知って「ええ~っ!」って喜んでくれました。

竹山:もともと宝塚がお好きだったお母様、とても喜ばれたでしょうね。最初から男役志望だったのでしょうか?

麻路:受験を決めた頃は164センチくらいで、娘役の身長だったんです。そこからまた伸びて、受ける頃でも167センチくらい。「でも170センチないし……」って思っていたら、受験会場に行ってみて「私、大きいんだ」って思いました。

竹山:では、その頃に男役になるという覚悟を決められたのですね。

麻路:そうですね。それでも良かった。(宝塚に)入れたら良かったという気持ちでしたね。