Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

からだ・美容

知らないと怖い「冬の脱水」リスク 喉の渇きを感じにくい季節こそ要注意 今すぐできる日常的な対策とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

寒くて乾燥する冬は脱水に注意(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
寒くて乾燥する冬は脱水に注意(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 乾燥した日が続くと、気をつけたいのが、脱水の症状です。脱水というと、蒸し暑い夏に汗をかくことで起こりやすいイメージがありますが、実は冬も注意が必要だそう。日常で心がけたい冬の脱水対策を、栄養士で元家庭科教諭の和漢歩実さんに伺いました。

 ◇ ◇ ◇

乾燥する冬は知らない間に体内の水分量が減っている

 私たちは、安静にしていても、呼吸や皮膚などから水分を蒸発し続けています。温度が下がり、空気が乾燥する冬は、この蒸発量が増える傾向にあり、知らない間に体から多くの水分を失っています。

 加えて、汗をかくことが少ない冬は、喉の渇きも感じにくく、水分補給を意識することは夏と比べて少なくなっているかもしれません。そのため、自覚がないままに体内の水分量が減って、気づいたときには脱水症状に陥っていることがあります。

 脱水になると、口の中のねばつきや尿量の減少、尿の色が濃くなるといった変化が現れ、倦怠感や頭痛など不調を感じやすくなります。立ちくらみやめまい、吐き気をはじめ、症状が進行すると、意識障害を引き起こすことも。また血液がドロドロになって血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞など血管の病気を発症する可能性も指摘されています。

 成人が1日に排出する水分量は、体重などによって違いがありますが、尿や便、汗、呼吸などを含めて約2.5リットルといわれています。「喉が渇いていないから大丈夫」とか「寒くて汗をかいていないから平気」ではなく、これらの排出が日々あるということを意識して、冬もこまめに水分補給することが重要です。