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ダイエット中のラーメンは本当にNG? 食べ方の工夫を栄養士が解説

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

太りにくくするために意識したい食べ方の工夫

――具体的に、意識したい食べ方を教えてください。

「まず、五目やタンメンなどの野菜が多いラーメンを選ぶことです。食物繊維を先に取ることで、糖質の吸収が穏やかになることが期待されます。のりやワカメなど海藻類も良いですね。メンマは味付けによって塩分が多い場合があるので、大量に食べるのはおすすめしません」

――ラーメンと一緒に食べると良いもの、避けたいものはありますか?

「自宅で食べる場合は、レンジで加熱したモヤシ、キャベツ、ニンジンなどの野菜やゆで卵などをトッピングしたり、サラダ、海藻類などの一品を組み合わせたりすると良いですよ。ラーメン単品で済ませるより、栄養バランスが整い、満足感も得られます。お店で食べる際、チャーハンやギョウザなどと一緒に注文するのは避けたいところです。糖質と脂質の組み合わせを、さらに強化してしまいます」

――食べるタイミングも関係しますか?

「はい。夜遅い時間に食べるほど、エネルギーを消費しきれず脂肪として蓄積されやすくなります。ラーメンを食べるのは、日中がおすすめです。どうしても夜に食べる場合は、麺の量を控えめにするなど、工夫をしましょう。翌日の食事に気をつけたり、運動したりするなどして、調整すると良いですよ」

――そのほか、食べ方の工夫があれば教えてください。

「ラーメンは喉越しが良く、あまり噛まずに食べてしまいがちですが、早食いは満腹感を得にくく、食べすぎの原因になります。熱々のうちに素早く食べたい気持ちもありますが、ダイエット中はよく噛むことを意識して、ゆっくり食べるようにしましょう。満腹中枢が働くのは食後15~20分といわれています」

――最後にダイエット中のラーメンとの付き合い方について教えてください。

「ラーメンは『絶対に避けるべき食べ物』ではありません。糖質と脂質の組み合わせが太ること、塩分を摂りすぎないことに気をつけて、食べ方を工夫すれば、ダイエット中でも楽しめます。我慢しすぎはストレスになって逆効果です。上手に取り入れていきましょう」

(Hint-Pot編集部)

和漢 歩実(わかん・ゆみ)

栄養士、家庭科教諭、栄養薬膳士。公立高校の教諭として27年間、教壇に立つ。現在はフリーの立場で講師として食品学などを教える。現代栄養と古来の薬膳の知恵を取り入れた健やかな食生活を提唱。食を通して笑顔になる人を増やす活動に力を注いでいる。
ブログ:和漢歩実のおいしい栄養塾