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「元気でいられるのは1~2年かも」 プロポーズ2日後に耳下腺がんステージ4告知 22歳女性が語る絶望と今を生きる覚悟
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21歳の若さで、耳下腺がんステージ4と診断された女性がいます。告知を受けたのは、プロポーズからわずか2日後。肺多発転移が認められ、「元気でいられるのはもしかしたら1~2年かもしれない、余命も数年かもしれない」――主治医から告げられた言葉は、幸せの絶頂にいた彼女から、一瞬ですべてを奪いました。それでも彼女は、YouTubeチャンネル「うーたん日記」で闘病生活を発信しています。一日一日を懸命に生きるうーたんさんに、今の気持ちをお聞きしました。
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高校生の頃から続いた首の痛み 「肩こり」と言われ続けて
体に違和感を覚えたのは、高校生の頃でした。首の痛みで何度も病院を受診したものの、「肩こり」と診断され、大きな問題とは受け止めていなかったそうです。ところが大学3年生の冬、状況が一変します。
痛みは首から耳、頬へと広がり、やがて激しい頭痛も伴うように。締めつけられるような痛みやしびれで眠れず、眠れても20分おきに目が覚める日々が続きました。神経内科を受診すると「三叉神経痛」と診断されましたが、その時点では深刻な病気だと思っていなかったといいます。
その後、顎関節症を疑って歯科を受診。レントゲンに白い影が写り、すぐに耳鼻科を紹介されました。大学病院では診察室で針を刺され、「腫瘍の可能性」を告げられたのです。
検査入院を経て、うーたんさんは「手術をすれば治るものなのだろう」と受け止めていました。ただ、腫瘍を摘出するためには顔の神経を取る必要があり、手術後には左顔面に麻痺が残る可能性があることも説明されていたといいます。
顔の神経やアゴの骨などを含む、大がかりな再建手術になるという見通しのもと、それでも「顔面に麻痺が残っても、手術をして頑張ろう」と、彼と何度も話し合いました。
その矢先、診察室で目にしたカルテには「肺多発転移」の文字が記されていました。この日は、プロポーズからわずか2日後。がん、転移、余命──若さゆえに想定していなかった現実を、一気に突きつけられたのです。
