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「元気でいられるのは1~2年かも」 プロポーズ2日後に耳下腺がんステージ4告知 22歳女性が語る絶望と今を生きる覚悟
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「これは私自身の病気だから、自分で責任を持って背負っていくしかない」
プロポーズの2日後に病気がわかったとき、うーたんさんには真っ先に考えたことがありました。
「病気になってしまったことは変えられないし、これは私自身の病気だから、自分で責任を持って背負っていくしかないと、告知を受けた日に思いました。彼に無理やり一緒に背負わせることは違うと考え、今後のことについては彼の意向を尊重するという気持ちを何度も伝えてきました」
うーたんさんは、病状が変化するたびに彼氏へ正直に伝え、不安や疑問が生じるたびに、とことん話し合って乗り越えてきたそうです。
「がん治療は侵襲が大きく、日常生活でできなくなったことや、一時的に制限されることも多くあります。また、生殖機能に影響が出る治療もあるため、その点も含めて真剣に話し合う必要がありました」
彼氏はうーたんさんに寄り添い、現在も闘病生活を支え続けています。
写真や動画で、その日の自分を残すように
告知を受けてから今まで、うーたんさんの心境は少しずつ変化してきました。
「現在も、自分が命や人生に大きく関わる大病をしていることを、すべて前向きに理解できているわけではありません。それでも今は、病気と闘病している自分を、告知直後よりも自然に受け止められるようになりました」
うーたんさんには、病気がわかってからやり始めた習慣があります。それは、写真や動画で日々の自分を残すこと。
「あまりにも大きな手術や治療が続き、普通の人よりも1日、1週間単位で外見が変化していきます。そこで、自分が頑張ってきた証として、写真や動画の形に残すようになりました」
病気がわかる前に思い描いていた未来と、少し違う地点に立っている現在。それでも、うーたんさんは自身の病気から目をそらすことなく、周囲の人とも向き合いながら、日々を大切に過ごしてきました。
そんななかで始めたのが、YouTubeやインスタグラムで闘病生活を発信し、多くの人へメッセージを送ることでした。そこには、前向きな気持ちだけでは語れない葛藤や、強い焦りもあったといいます。後編では、うーたんさんが「発信すること」を選んだ理由と、その中で見えてきた思いを伺います。
(Hint-Pot編集部)