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「このまま使って大丈夫?」 ヘタ周りが緑色になったニンジン 栄養士に聞いた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

カロテンの由来はニンジンの「キャロット」とも

 ニンジンで注目すべき栄養素は、βカロテンです。このカロテンの名前の由来は、英語の「キャロット」にあるといわれているほど、ニンジンの代表的な栄養素です。

 βカロテンは、必要時に体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を強くし、免疫機能の向上に関係するといわれています。インフルエンザや風邪が気になる今の時期は、予防のために積極的に摂取したいところです。

 ビタミンAは、油脂と一緒に摂ることで吸収率が高まるといわれています。油を使った炒め物や揚げ物のほか、生で食べる際は油が入ったドレッシングを使うと、βカロテンの栄養メリットを効率的に摂取できるでしょう。

 皮をむくかどうか迷うところかもしれませんが、スーパーマーケットで購入したニンジンの場合は、とくに皮をむかずに食べても問題ありません。もともとニンジンの皮は薄く、店頭に並ぶニンジンは、収穫後にすでに洗浄されて、皮がむけている状態といわれています。汚れが気になる部分があれば、ピーラーでむく程度でかまいません。

 繰り返しになりますが、緑色に変色した部分も、芽が出たニンジンも基本的には食べられます。無駄なく、おいしくいただきましょう。

(Hint-Pot編集部)

和漢 歩実(わかん・ゆみ)

栄養士、家庭科教諭、栄養薬膳士。公立高校の教諭として27年間、教壇に立つ。現在はフリーの立場で講師として食品学などを教える。現代栄養と古来の薬膳の知恵を取り入れた健やかな食生活を提唱。食を通して笑顔になる人を増やす活動に力を注いでいる。
ブログ:和漢歩実のおいしい栄養塾