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義母に渡した25万円はどこへ? ひな人形トラブルで夫と別居することに 夫婦カウンセラーがアドバイス

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

平然と嘘をつく人は悪事を繰り返す可能性大

 夫婦カウンセラーの原嶋めぐみさんは、離婚を考える前に、まずは「事実関係を明らかにすること」が重要だと指摘します。

「義母が本当に人形作家に依頼したのか。なぜ領収書が義母の手書きだったのか。まずは、その点を一つずつ確認し、義母が何をしたのかをはっきりさせる必要があります」

 義母の行動について、原嶋さんは可能性をいくつか挙げます。

「実はお金に困っていて、親族だから大丈夫だろうと甘えてしまった可能性もありますし、逆に『友人に頼んだ』という話自体が事実で、その相手とのやり取りのなかでトラブルになっているケースも考えられます。いずれにしても、曖昧なままにせず、何が起きたのかを確認することが先決です」

 話し合いの場については、当事者だけで行わないことをすすめます。

「義母と直接話す場合は、夫婦共通の知人など、第三者に立ち会ってもらうのが理想です。第三者の目があることで、感情的になりにくく、事実関係が整理されやすくなります」

 もし、説明に一貫性がなく、誠実な対応が見られない場合には、今後の関係性そのものを見直す必要があるとも話します。

「同じようなことが繰り返される可能性が高いと感じた場合は、お子さんへの影響も含めて、今後どう距離を取るべきかを考える段階に入るでしょう。その延長線上に、離婚という選択肢が出てくることもあります」

 今回のケースでは、義母だけでなく、問題を先送りにしてきた夫の姿勢も大きな課題です。夫とは、どのように向き合えばよいのでしょうか。

「義母との話し合いには、必ず夫にも同席してもらいましょう。どんな事情があっても、夫にとって義母は実の親です。無意識のうちにかばう態度が出ることもあります。そのとき、夫が誰の立場に立つのかを見ることは、とても重要です」

 原嶋さんは、結果を急がなくていいとも話します。

「義母との話し合いが終わったあと、改めて夫婦で話し合う時間を持ってください。その際、今後同じようなことが起きた場合、どんな対応をしてほしいのか、逆に“してほしくない行動”は何かを、具体的に言葉にして伝えることが大切です」

 それでもなお、夫が向き合おうとしない場合については、こう締めくくりました。

「話し合いを重ねても、夫が態度を改めようとしないのであれば、無理に関係を続ける必要はありません。そのときは、離婚を含めて、自分と子どもを守る選択を考えていいと思います」

(和栗 恵)