Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

ライフスタイル

子どもが巻き込まれやすいネット被害 「友達」を装って送られたリンクが詐欺サイトの危険性も 家庭での防止策を専門家が解説

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

親子で話し合うべきポイント

 子どもを守るためには、どのような対策が必要なのでしょうか。ブリエディスさんは、ツールだけに頼るのではなく、親子での継続的な対話が不可欠だといいます。そのうえで、「目指すべきなのは、単にルールを守らせることではなく、自分で判断できる力を育てることです」とアドバイス。

 効果的な方法の一つは、具体的な場面を想定して子どもと親が一緒に考えることです。ゲーム内で知らない人からメッセージが届いたらどうするかなどの対話が、リンクをクリックする前に一度立ち止まる習慣につながるといいます。

 同様に、「責めない環境」を作ることも大切です。

「誤って不審なリンクをクリックしてしまった場合でも、報告すれば叱られない、と子どもが理解していることが重要です。罰を恐れると、問題を隠してしまい、被害が拡大する可能性があります」

 日頃から、子どもがどのようなアプリを使っているのか、不安に感じていることはないか――普段の学校生活で何があったのかを聞くように、定期的にスマホ利用についても話せる環境が求められています。

新学期前に親子でできる「デジタル安全チェック」

 親子で確認しておきたいセキュリティ対策として、ブリエディスさんは「デジタル安全チェック」を推奨します。5分程度でできるそうです。新学期前に次の6項目を確認しておきましょう。

1. 位置情報設定の確認:どのアプリが位置情報にアクセスしているかを確認し、必要のないものはオフに
2. Wi-Fi自動接続のオフ:不明なネットワークへ自動的に接続しないよう設定を変更
3. SNSのプライバシー設定確認:アカウントを非公開に設定し、プロフィールから学校名、住所などを削除
4. 画面ロックと自動更新の確認:画面ロック(パスコードや生体認証)が設定されているか確認。OSやアプリの自動更新もオンに
5. 二要素認証の有効化:メール、SNS、ゲームなど主要なアカウントで二要素認証を有効に
6. アプリ権限の見直し:各アプリがカメラ、マイク、連絡先、写真へアクセスする権限を確認。不要な権限は削除

 家族間で共有すべきシンプルなルールとして、「少しでも違和感を覚えたら、立ち止まる。クリックしない。そして必ず相談する」ことも重要です。まもなく迎える新学期。子どもたちが安心してスマホを使えるよう、今のうちに一度、親子で話し合っておきたいですね。

(Hint-Pot編集部)