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「どうして親が離婚していることが多いの?」 アメリカのネット民が、日本アニメに抱いた疑問 日米の離婚事情の違いが生んだ意外な考察とは
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幼稚園や小学校の入園・入学を控え、準備に忙しいご家庭も多いこの時期。新生活に胸を躍らせる一方で、離婚という形で身辺整理をする家庭が増える時期でもあるといいます。ハワイ在住の主婦ライター・i-know(いのう)さんは、日本とアメリカでの暮らしを通して、離婚をめぐる文化の違いに興味を持ったそう。連載第100回のテーマは「日米・離婚比較」です。
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3月は1年間で一番、離婚率が高い月
日本で3月といえば、春の気配が感じられる季節。新年度を前に、生活環境が大きく切り替わる時期でもあります。そんな節目の季節であるにもかかわらず、3月は1年間で一番、離婚率が高い月であることが、厚生労働省の統計で明らかになっています。
その背景には、とくに子どもがいる家庭の場合「子どもの環境が切り替わるタイミングに、住まいや学校、名字を変えたい」ということが、大きな理由としてあるのではないかと思います。
一方、“離婚大国”として知られているアメリカはどうでしょう? 私が暮らすハワイでも、やはり日本と同じように、学年の切り替わりや入学のタイミングに合わせて離婚や再婚をし、子どもがほかの学校に転校する家庭は珍しくありません。
そのなかで、とても興味深いと感じるのは、まだ小学2年生ぐらいの子どもでも「親が離婚して住む場所が変わったから、この学校に転校してきた」と、クラスメイトにごく自然に話していることです。

7~8歳で「離婚=divorce(ディボース)」という言葉を使うため、私の子どもたちも、その単語を早くに知ることとなりました。
おそらく日本では、低学年の子どもに「親が離婚をした」と直接的に表現するケースが、あまり多くないのではないでしょうか。これは私の経験ですが「パパ(または、ママ)は仕事の都合で、別のところに住んでいる」といった言い回しをしている日本の子どもに、これまで数名会ったことがあります。低学年の子どもに、「離婚」という言葉や状況を伝えないことが一般的なのかもしれません。