Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

話題

「これ、絶対にやめてください!!」 野菜のプロが“時短レシピ”の落とし穴に警鐘 ホウレン草のNG調理法に「そうだったんですか!?」の声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

下ゆでなしで炒めたホウレン草【写真提供:青髪のテツ(@tetsublogorg)さん】
下ゆでなしで炒めたホウレン草【写真提供:青髪のテツ(@tetsublogorg)さん】

「時短レシピ」や「簡単調理」がもてはやされる昨今、工程を省くことで思わぬ健康リスクを招いてしまうことがあります。X(ツイッター)では、野菜のプロによる「絶対にやめてください!!」という強い注意喚起が、1.9万件もの“いいね”を集めて話題になっています。投稿者である青髪のテツ(@tetsublogorg)さんに、詳しいお話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

「絶対にやめてください!!」 プロが警鐘を鳴らす理由

「料理研究家のレシピなどでよく見ますが、『生のホウレン草を炒めます』。これ、絶対にやめてください!!」

 そんな文章とともに青髪のテツさんが投稿したのは、フライパンとホウレン草の写真です。大きなバツ印と丸印が並ぶこの投稿に、多くの人がスクロールの手を止めました。

「ホウレン草にはシュウ酸が多く含まれているので、生で食べると結石のリスクが高まります」

 サラダホウレン草以外は必ず下ゆでしてから調理することを、強くすすめています。

 身近な野菜に潜む結石のリスクに、投稿には1.9万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には「そうだったんですか!?」「僕の常識がひっくり返りました!」「これ知らない人が多くて、料理番組とか観ていて大丈夫なん? って思ったことが何度もあった」など、驚きの声が相次ぎました。

「ゆでるのが面倒な方へ」ではなく「知らずに損をしている方へ」

正しく下ゆでをしたホウレン草【写真提供:青髪のテツ(@tetsublogorg)さん】
正しく下ゆでをしたホウレン草【写真提供:青髪のテツ(@tetsublogorg)さん】

 なぜ今、これほどまでに強い表現で発信したのか。青髪のテツさんに、詳しいお話を伺いました。

 今回の投稿のきっかけは、テレビやSNS、雑誌などで、ホウレン草を下ゆでせず、そのまま炒めるレシピを目にする機会が増えたからだといいます。

「実際は『ゆでるのが面倒』という方に対して、強制的にやめてほしいと思っているわけではありません。ただ、シュウ酸の摂取を減らすことは結石のリスクを抑えることにつながります。それに、生のまま炒めるとギシギシとした食感で、おいしさが半減してしまいますよね」

 また、ホウレン草以外にも注意すべき野菜として、テツさんは「ジャガイモ」を挙げます。

「緑に変色した部分を知らずに食べている方がときどきいるので、こちらも適宜、注意喚起しています」

 日々の食卓に並ぶ身近な野菜にも、知っておくべき知識がまだまだ隠れているようです。忙しい現代人こそ、心に留めておきたい知恵ですね。

(Hint-Pot編集部)