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「空いていたから停めただけ」 ママ友宅マンションの駐輪場で自転車が消えた…無断駐輪は問題?
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教えてくれた人:坂本 尚志

新年度は、子どもの入園や入学をきっかけに、新しい人間関係が広がる季節です。ママ友など、これまでうかがうことがなかった家を訪ねる機会も増えますが、思わぬところでトラブルに直面することもあります。たとえば、マンションの駐輪場。空いている場所に自転車を停めたつもりが、帰宅時になくなっていたら……。日常生活で起こりがちな駐輪トラブルについて、弁護士の坂本尚志先生に話を聞きました。
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消えた自転車と「無断駐輪」の張り紙
この春、子どもが幼稚園に入園しました。同じクラスのママたちとも少しずつ打ち解け、とくに仲良くなったママ友のマンションへ何度か遊びに行くようになりました。
私はいつも子どもを自転車の後ろに乗せて向かうのですが、そのマンションの敷地内には広い駐輪場があります。入口付近に停めたほうが帰るときに楽なので、私はいつも入口近くのスペースに自転車を停めていました。とくに誰かに注意されたこともなく、「ここで大丈夫なんだろう」と思い込んでいたのです。
ところが、ある日のことでした。ママ友の家で楽しく過ごしたあと、帰ろうとして駐輪場へ向かうと、あるはずの自分の自転車が消えていました。
「え……盗まれた?」
血の気が引く思いで周囲を探し回ると、駐輪場の隅に自転車がまとめて移動されている場所があり、その中に私の自転車もありました。ハンドルには管理会社の名前で、「無断駐輪のため移動しました」と書かれた紙が巻き付けられていました。
あとでわかったことですが、その駐輪場は住人ごとに場所が決まっている契約制で、私は来客用ではない区画に無断で停めていたようでした。しかし、空いている場所に停めていただけなのに、断りもなく自転車を動かされるなんて……。管理会社とはいえ、他人の所有物を勝手に移動させることに問題はないのでしょうか。