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「最近の若者はなっていない」はアメリカも同じ? “静かな退職”に日本と重なる価値観とは
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この4月、新しい環境で新生活をスタートさせた新社会人の方も多いと思います。働き方改革の影響で、Z世代は「ライフワークバランスを保ちながら働くこと」を重要視していると聞きますが、アメリカの若者はどうでしょう? 米在住の筆者が「日米・Z世代の働き方」を比較します。
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アメリカのZ世代の考え方は日本と似ている?
新年度が始まり、学校や就職など新しい環境で生活をスタートさせた人も多いのではないでしょうか。
近年、政府主導で“働き方改革”が推進される一方、高市早苗首相による「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」が新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれるなど、仕事に対するモチベーションが二極化している印象があります。
では、Z世代という言葉を生んだアメリカの現状はどうでしょう? 英語では“ジェネレーションZ/ Gen Z(ジェンジー)”と呼ばれていますが、日本同様、Z世代は「自分らしく生きること」、そして「安定志向が強い」と言われています。
その象徴ともいえるのが、“Quiet Quitting”という言葉です。直訳すると「静かな退職」ですが、実際には会社を辞めるわけではなく、「求められている範囲の仕事だけをこなす」というスタンスを指します。残業や過度な自己犠牲を避け、自分の時間や心身の健康を優先する。そんな価値観に共感する若者が増えているようです。
そんな彼らに対し、海外掲示板サイト「reddit」では「Z世代はメンタルが弱い」「コミュニケーション能力が低い」と、年長者たちが愚痴をこぼして盛り上がっていました。「最近の若者は、なっとらん!」と言うのは、日米共通のようです(笑)。
