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家族でバスタオルを使い回すなんて…夫の「神経質すぎない?」のひと言で募った不信感 夫婦カウンセラーがアドバイス
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教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

家族のなかでも意見が分かれやすい衛生観念。どこまでを気にするかは人それぞれですが、その違いが夫婦関係に影響を及ぼすこともあります。義実家での“バスタオルの使い回し”をめぐり、夫との間に深い溝が生まれてしまったという女性。子どもが生まれたことで浮き彫りになった価値観のズレについて、夫婦カウンセラーに話を聞きました。
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子どもとの帰省の帰り道に怒りが爆発
東京都在住の山本ハルカさん(仮名・30代)は、同じ会社に勤める5歳年上の夫と結婚しました。当時はコロナ禍だったこともあり、互いの両親へのあいさつは短時間で済ませ、結婚式も行っていません。そのため、結婚前に夫の実家で過ごす機会はほとんどありませんでした。
結婚から1年後、初めて夫の実家に泊まることになった際、まず気になったのは台所で使われていた布巾でした。
「全体的に黄ばんでいて……え、これを使うの? って、正直びっくりしました」
さらに、驚いたのは入浴前。夫婦2人に対し、用意されていたのはバスタオルが1枚だけでした。夫にそれとなく尋ねると「うちはみんなで同じタオル使うよ。昔からそうだから」と、とくに気にした様子はなかったといいます。
「え、バスタオルは普通、1人1枚じゃないの? って思ったんですけど……なんとなく言いづらくて」
最初に使った人以外は、濡れたタオルを使うということ? 家族とはいえ、ほかの人が使ったタオルを使うのはあり得ないのではと、モヤモヤが止まりませんでした。
「そのバスタオル1枚を、朝、顔を洗った際にも使えと言われ、ゾッとしました」
それ以来、義実家に行く際は、家から自分用のバスタオルとフェイスタオルを持参するように。しかし昨年、待望の子どもが生まれ、顔を見せに義実家へ行った際に事件が起こりました。
「お風呂上がりに、脱衣所で待っていた夫に赤ちゃんを渡そうとしたんです。私は自宅から持ってきた新しいタオルを用意しておいたのですが、夫は義母から渡された、誰が使ったものかわからないタオルを手にしていました」
ハルカさんが「え!? それを使うの!?」と驚きの声を上げると、夫は「神経質すぎない?」と不機嫌に。さらに翌日、帰宅する車の中で「免疫力がつくんだから問題ないって、親も言っていたよ」と言われたとき、ハルカさんの頭の中は真っ白になってしまったといいます。
そして、わざわざ義母に告げ口するような夫の言動にいっそう嫌気が差してしまい、二度と夫の実家には泊まらないと口論になってしまいました。
「私の言っていることは、そんなにおかしいことなのでしょうか」