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「その場しのぎだなぁ」と思ったけれど…ハワイのコーチの“褒め方”にハッした日本人の母 反省した理由とは

公開日:  /  更新日:

著者:i-know

子どもへの声かけ。日本とハワイの違いは?(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
子どもへの声かけ。日本とハワイの違いは?(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 子どもを伸ばすうえで、褒めることは大切だとよく言われます。ただ、実際には照れくささもあり、日本では人前でストレートに褒め合う場面はそれほど多くないかもしれません。そんななか、ハワイでバスケットボールを習う息子さんを通じて、主婦ライターのi-know(いのう)さんは、アメリカと日本の“声かけ文化”の違いを実感したそう。とくに印象的だったのが、ハワイ生まれの夫が自然に実践している「人の良い部分を見つけて、積極的に言葉にする姿勢」でした。第111回は「アメリカ人から学んだ“褒める”ことの大切さ」です。

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同じ言葉でも夫婦で受け取り方が違うことに驚き

 ハワイで生活していると、人の良いところを見つけて、言葉にして伝える文化が根づいているように感じます。

 それをとくに実感したのが、息子のバスケットボールでした。私の息子はバスケットボールを習っているのですが、身体能力が高いハワイの子どもに比べて、ひいき目に見ても、けっして上手なほうではありません。

 ところが、コーチは息子の悪い点や改善点などはまったく指摘せず、「走るときにちゃんと腕を振っているから、高校生ぐらいになったらバスケがうまくなるよ!」と褒めてくれるのです。

 それを聞いた私は、「その場しのぎの適当なことを言っているなぁ」と捉えました。しかし、ハワイ生まれ夫は「たくさんの子どもを見てきたコーチがそう言っているんだから、間違いない!」と喜んでいましたし、「みんなよりバスケが下手だ」と自覚している息子も、コーチの言葉を聞いてうれしそうな表情を浮かべていました。

 同じ言葉をネガティブに捉えた私と、ポジティブに捉えた夫。もしかして夫は、幼少期から「間違いを否定されない」「できないことを指摘されない」という環境で育ったから、物事をポジティブに捉えられるのかもしれない……と、考えさせられた出来事でした。