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「その場しのぎだなぁ」と思ったけれど…ハワイのコーチの“褒め方”にハッした日本人の母 反省した理由とは
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知らない人を自然に褒めるアメリカ人の夫
そんな夫はバスケのコーチ同様、人の「良い部分に目を向けて、褒める」ことを日頃から意識しているといいます。たとえば、公共の場ですれ違った人に対しても、ロゴTシャツやタトゥーを「I like it!(それいいね)」と突然、褒めたりするので、私は驚いてしまいます。
夫いわく、「多くの人は、何かしらの思い入れがあってロゴTシャツを選んでいる。好きなアニメや映画、メッセージなど。タトゥーも同じで、絶対に何か意味があるデザインだから、それを褒められて嬉うれしくない人はいないでしょ」とのこと。
たしかに、褒められた相手は夫に「Thank you!」と満面の笑顔を返しますし、その反応を見た夫も嬉しい気持ちになるようです。
「良いチョイスだね」 実際にやってみると気づいたこと

その影響を受け、私も“人を褒める”ことを実践してみました。スーパーマーケットのアイスクリーム売り場で、たくさんの種類の中から迷いに迷ってひとつを選んだママさんに向けて「You got a good one!(良いチョイスだね)」。さらに、“広島”と書かれたTシャツを着ていたおじいさんに「I like your T-shirts!(良いTシャツだね)」と声をかける、などなど。
これが日本なら相手にビックリされそうですが、ハワイの人は笑顔で「Thank you!」と返してくれるので、私自身も気分が上がります。ようは、人の良い部分を見つけて褒めることで、相手も自分も幸福感が高まるのです。
そんなことに気づき、バスケのコーチに対して「その場しのぎのことを言っている」と感じた自分自身が恥ずかしくなりました。
ちなみに、世界各国の幸福度について統計を取っているWorld Happiness Report社の最新の情報によると、日本の幸福度ランキングは全147か国中61位。2023年から毎年、ランキングを下げています。
それには複合的要因があると思いますが、個人ですぐにできることとして「身近な相手を褒めてみる」ことを実践してみたら、半径5メートル内の人間関係が少し良いものになるかもしれません。
そんなことを期待しながら、今日から早速、我が子の良いところに目を向けて1日1回、褒めてみようと心に決めた私なのでした。
(i-know)

i-know(いのう)
大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。