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夫の「お礼」がつらい…夫婦生活の“ご褒美”扱いに妻が限界 夫婦カウンセラーがアドバイス
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教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

夫婦間のスキンシップは、大切なコミュニケーションのひとつです。しかし、どちらか一方にとって負担や苦痛になってしまった場合、その関係性は少しずつゆがみ始めてしまうこともあります。今回話を聞いたのは、“夫なりの愛情表現”に限界を感じ、離婚を考えるようになったという20代女性。夫婦間の「断りづらさ」について、夫婦カウンセラーに話を聞きました。
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「お礼だからね」がつらい 夫婦生活に苦痛を感じ始めた妻
「こんな悩み、誰にも話せず、ずっとつらい思いをしてきました」
友人の紹介で知り合った8歳年上の男性と交際し、約2年後に結婚。夫は真面目で穏やかな性格で、仕事も安定しており、結婚当初は「この人となら安心して暮らしていけそう」と感じていたといいます。
しかし、結婚生活が始まってしばらく経った頃から、友紀さんは夫に対して強い違和感を抱くようになりました。
「夫は、なぜか“性生活=妻へのご褒美”だと思っているところがあるんです」
たとえば、夫が好きなハンバーグを作ると、「ありがとう。お礼に今夜は頑張るからね」と声をかけられました。また、忘れ物をした夫に、最寄り駅まで荷物を届けると、『本当に助かったよ。夜を楽しみにしていてね』と言われたこともあったそうです。
ことあるごとに、“感謝”と“夫婦生活”をセットのように扱う発言が続くため、友紀さんはついに、夫を「気持ち悪い」と感じるようになってしまいました。
「最初のうちは、冗談っぽく言ってるだけなのかなと思っていました。でも、だんだんしんどくなってきて……。私は別に“見返り”が欲しくてやっているわけじゃないのに、毎回そういう空気になるのが苦痛だったんです」
さらに、友紀さんが疲れている日や気分が乗らない日でも、付き合わされることも。強く拒否すると、夫は不満そうな態度を見せることがあったといいます。
「『今日はやめてほしい』と伝えると、『俺なりに感謝を伝えてるのに』みたいな反応をされることもあって……。だんだん、“断ることへの罪悪感”が強くなっていきました」
その結果、友紀さん自身にも変化が現れ始めました。
「夫に感謝されそうなことを、避けるようになってしまったんです。頼まれごとも、なるべくしたくない。優しくされるのすら、ちょっと身構えてしまうというか……」
現在では、夫に触れられること自体がストレスになり始めているといいます。
「夫は悪気があってやっているわけではないのかもしれません。でも、“愛情”とか“感謝”って言葉で包まれると、余計に断りづらくて……。私は性生活よりも家事を手伝ってくれたり、一緒においしいもの食べに行ったりするほうがうれしいのですが……。このまま子どもを持っていいのか、真剣に悩んでいます」