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義姉の非常識な行動を見過ごす夫 義実家と距離を置きたい私はわがまま? 夫婦カウンセラーがアドバイス

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

義実家との感覚の違いに悩む20代女性の相談(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
義実家との感覚の違いに悩む20代女性の相談(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 結婚は相手だけでなく、その家族とのつきあいも含めた人間関係の始まりです。育った家庭が違えば、当たり前だと思っている価値観にも大きな差があるもの。今回話を聞いたのは、義実家での出来事をきっかけに「自分の感覚がおかしいのだろうか」と悩むようになった20代女性です。夫婦カウンセラーに話を聞きました。 

 ◇ ◇ ◇

おおらかな義実家で起きた、謎!? 事件

 結婚して3年になる早田佳衣子さん(仮名・20代)は、義実家とのつきあい方に悩んでいます。

 夫は3人きょうだいの末っ子。義実家は遠方にあり、初めて顔合わせをした際も、佳衣子さんは「明るく仲の良いご家族だな」という印象を受けたそうです。夫婦の休みがなかなか合わないこともあり、結婚後も義実家を訪れる機会は多くなく、これまで大きなトラブルはありませんでした。

 しかし、結婚後に初めて数日間滞在した際、佳衣子さんは家族の価値観の違いに強い戸惑いを覚えたといいます。到着後、荷物を客間に置き、一息ついたあと、佳衣子さんがトイレに立って戻ってくると、客間から「おおっ!」という義姉の声が聞こえました。

「部屋へ戻ると、義姉が私のショルダーバッグを手に取っていました。そして悪びれもせず、『このバッグ良いね! 明日の同窓会で使いたいから借りるね』と言って、突然バッグをひっくり返し、中に入っていた私の荷物を床の上に出したんです」

 突然の出来事に何も抵抗できず、頭の中で『え? なに? なんで?』という言葉がぐるぐる飛び交っていたという佳衣子さん。その間に義姉は、佳衣子さんのバッグを持って自室へ戻ってしまいました。

 一部始終見ていたはずの夫も何も言いません。すると、義母からお茶が入ったからリビングへ来るように声をかけられ、その場はうやむやのままになりました。

 結局、夫はいつものことだからと言って取り合ってくれず、次の日には佳衣子さんのバッグを持って、楽しげに出かける義姉を見送ることに。

「義姉が私のバッグを肩に掛けて出かけようとしたとき、義母もようやく私の持ち物だと気づいたようで、『ごめんなさいねぇ』とは言ってくれたんです。でも、『返しなさい』とは言ってくれなくて……。義父も夫も、そのやりとりを見てもずっと無言のままで『この人たち、おかしくない!?』と衝撃でした」

 その後、帰宅した義姉からすぐにバッグは返却されたものの、「ありがとう」と軽く言われただけで、謝罪はありませんでした。

「バッグに傷や汚れを付けられたわけではないのですが、なんかこう、腑に落ちなくて。夫に『なんであのとき、義姉に苦情を言ってくれなかったのか』と聞いても『姉ちゃんはああいうタイプだから、何言っても無駄だし』とバッサリ。二度と義実家に行きたくないと思うのは、私のわがままなのでしょうか」