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義姉の非常識な行動を見過ごす夫 義実家と距離を置きたい私はわがまま? 夫婦カウンセラーがアドバイス
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教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ
問題はバッグではなく「夫が味方にならなかったこと」
夫婦カウンセラーの原嶋めぐみさんに話を聞きました。
「今回の出来事で佳衣子さんが強い違和感を覚えたのは、バッグを勝手に持ち出されたことだけではないと思います。むしろ、自分が戸惑っているにもかかわらず、夫が何も言わずに見ていたことのほうが大きかったのではないでしょうか」
義姉の行動については、原嶋さんは「家庭によって距離感の基準は異なる」と話します。
「なかには家族同士で洋服やバッグを当たり前のように貸し借りする家庭もあります。そのため義姉自身は、悪気なく行動していた可能性もあるでしょう。ただし、その価値観を家族以外の人にも当然のように当てはめていいわけではありません」
今回のケースで問題なのは、夫がその違和感を理解しようとしなかったことだといいます。
「夫にとっては『姉ちゃんは昔からそういう人』だったのでしょう。しかし佳衣子さんにとっては初めて経験する出来事です。夫がすべきだったのは、『びっくりしたよね』『嫌だったよね』と、まず妻の気持ちを受け止めることだったと思います」
では、今後はどのように向き合えばよいのでしょうか。
「まずは、『バッグを勝手に持っていかれた』ではなく、『あなたが何も言ってくれなかったことが悲しかった』という点を夫に伝えてみてください。夫は問題の本質を理解していない可能性があります」
そのうえで、夫婦で事前に線引きを共有しておくことも大切だそうです。
「たとえば『人の持ち物を勝手に使うのは嫌』『借りる前には必ず本人に確認してほしい』など、自分にとって当たり前のことでも、言葉にしないと伝わらない場合があります。義実家へ行く前に、夫婦で価値観の違いを整理しておくと良いでしょう」
最後に、こうつけ加えます。
「今後も義実家とつきあっていくのであれば、夫には“実家の息子”ではなく“妻のパートナー”としての役割が求められます。佳衣子さんが安心して義実家と関われるよう、まずは夫婦で話し合うことから始めてみてください」
(和栗 恵)