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「全部、がんのせいにしようと思った」 38歳で罹患、闘病中に向けた愛 我が子に起きた変化とは
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穏やかな日々は、ずっと続くように思えるもの。しかし、時として、想像もしていなかった病を患い、日常が一変する可能性は誰にでもあります。けい(@kei_ganlife)さんは4年前、38歳のとき、悪性リンパ腫という血液のがんを発症。暮らしは激変しました。発症前、体にはどんな異変が現れ、診断後はどのようにがんと向き合ったのでしょうか。話を伺いました。
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日常が一変した突然の高熱と首のしこり
美容師として多忙な日々を送っていた、けいさん。体に異変が現れたのは、2022年の春でした。
「夜になると39度以上の高熱が出て、滝のような寝汗が出ました。インフルエンザにかかったときのような体のだるさもありました」
やがて、高熱が下がらなくなり、病院を受診。新型コロナの感染を疑い、何度も検査を受けましたが、結果は陰性でした。
そうした日々を過ごす中で医師から指摘されたのは、首にできたしこり。「悪性腫瘍の可能性がある」と告げられ、国立の病院を紹介されました。
紹介された病院では、首のしこりを切除することに。取り除いたしこりは、病理検査に出すことになりました。
検査の結果が出るまでには1か月ほどかかったそう。その間、けいさんの妻はネットで当てはまる症状を検索。たどり着いたのは「がん」という病名でした。そうした状況に置かれると絶望的な気持ちになる人も多いもの。しかし、けいさん夫妻は前向きにがんと向き合おうと決意したのです。
病理検査の結果、けいさんは血液のがんであることが判明しました。告知されたときはショックよりも、「病名がわかってよかった」と安堵。「不治の病ではないから治療を頑張ろう」と思ったそうです。
2つの病院に通い続けた抗がん剤治療
告知後は、がん専門の医療機関へ転院。そこでは医師から厳しい言葉を告げられ、けいさんは自身の体が想像以上に深刻な状態であることを知りました。
「この頃には両足に麻痺が現れて、歩くことができなくなっていました。常に頭がボーっとしていたので、医師から『脳にも広がっている可能性がある』と言われたときは本当にそうかもしれないと思いました」

検査の結果、幸い脳への影響は見られませんでしたが、がんは全身に広がっていました。始まったのは、辛い抗がん剤治療。けいさんは2つの病院に通院しながら、がんと闘うことになりました。
「3週間に1回、その医療機関で抗がん剤治療を受けながら、自宅近くの病院で抗がん剤の副作用を抑える注射を打っていました。自宅近くの病院には4~5日連続で通う必要がありました」
治療中は、内臓痛や血管痛、両手のしびれなど抗がん剤の副作用と闘いました。
