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「投稿していた気持ちに嘘はありません」 38歳で悪性リンパ腫 美容師がたどり着いた境地
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ある日、突然思いもしなかった病気が発覚したら、自分はどう生きていくか――。そう考えさせられるのが、美容師であるけいさん(@kei_ganlife)の闘病体験です。けいさんは2022年、38歳で血液のがんを発症し、約1年の闘病生活を送りました。闘病中には前向きな投稿をインスタグラムにアップしていたけいさん。その強さの裏にはどんな思いがあったのでしょうか。当時の胸の内を伺いました。
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寛解の裏にあった重すぎる治療費の現実
38歳で悪性リンパ腫という血液のがんが判明して、日常が一変したけいさん。約1年の闘病生活を乗り越え、2023年5月、医師から寛解を告げられました。現在は、美容師に復職。年1回の定期検査は欠かせませんが、がんになる前とほぼ同じ日常を送ることができています。
闘病生活を振り返るなかで、強く印象に残っているというのが治療費です。
当時は、医療費の自己負担額を一定額まで抑えられる高額療養費制度を利用するため、限度額適用認定証を更新する必要がありました。しかし、治療に追われるなかで、その期限が切れていたことに気づかなかったといいます。
その結果、1か月分の入院費や抗がん剤治療、各種検査費用などの請求額は40万円を超えました。
「払えなかったので病院の窓口で相談すると、支払いの期限を記した念書にサインをすることになりました。その後も通院で抗がん剤治療を続けていたので、支払うべき治療費はどんどん膨らんでいきました」
未払いの治療費は最終的に113万円まで膨れ上がり、ようやく認定証の期限切れに気づいて手続きを行いました。しかし、一度は窓口で医療費を支払う必要があったといいます。
「私の場合は保険適用外の治療は受けていませんでした。多く払いすぎた分は後日払い戻されましたが、振り込みまでには時間がかかりました」
治療費は病状や治療内容によって異なりますが、けいさんは一時的な高額の立て替えが大きな負担になったと振り返ります。
「頼りたくありませんでしたが、治療を継続するなかでは姉夫婦にお金を貸してもらったことがあります。義兄は『連絡来るの、待ってたよ』とお金を貸してくれて……。ありがたくて号泣しました」
