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「水!」で母は赤面…9歳の長男との2年ぶりの帰国で気づいた バイリンガル育児で見落としがちなこととは
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バイリンガル教育に取り組む家庭が増えるなか、英語力に目が向きがちですが、日本語とのバランスに悩む親も少なくありません。ハワイで子育てをする主婦ライターのi-know(いのう)さんは、2年ぶりの日本滞在で、9歳の息子さんの思いがけない言葉遣いをきっかけに、バイリンガル育児の課題に気づかされたそうです。第121回は「バイリンガル育児で見落としがちな“敬語”」です。
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「私が教えるべきだった」
2年ぶりの子連れ日本旅は、バイリンガル教育の面においてたくさんの収穫がありました。そのうちのひとつが、「9歳の息子が敬語を話せないこと」です。そのことに、まざまざと気づかされた出来事がふたつありました。
まずひとつ目は、日本に向かう飛行機内でのこと。今回は12年ぶりに日系の航空会社を利用し、機内食やサービスが「神がかっている」と評判のニッポン・クオリティに、ワクワクしていた私……でしたが、息子の“ある言動”で少し恥ずかしい思いをしました。
日本人のキャビンアテンダントさんが「飲み物は何になさいますか」と丁寧な日本語でお声がけしてくれたにもかかわらず、息子が「水!」とひと言。私は慌てて「『水、ください』ね!」と“ください”を付けることを教えました。

しかし、普段から習慣づいていないことは、付け焼き刃でできないもの。約8時間のフライト中、何度も「ください」を付けずに息子は返答していました……。
親としてフォローさせてもらうと、いつも利用する米系航空会社の機内では、英語で「Can I have some water?(水をもらえますか)」、または「Water,Please.(ウォーター、プリーズ)」と、丁寧に話すことはできています。
長年暮らすハワイで、私以外の大人と日本語で話す機会がほとんどない息子が敬語を使えないことは仕方ないのかもしれません。それでも、この出来事を通して「息子ができない」のではなく、「私が教えるべきだった」と痛感させられました。
