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「月々安いから大丈夫」 夫が相談なく高級車を“残クレ”で契約 3年後に待っていた思わぬ負担とは
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教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

住宅や車など高額な買い物をするときは、夫婦でしっかり話し合って決めたいもの。しかし、今回お話を聞いた30代女性は、夫が相談なく高級車を「残価設定型クレジット(残クレ)」で契約。3年後、思いもよらない負担を強いられることになってしまったのです。夫婦間のお金のルールについて、夫婦カウンセラーに話を聞きました。
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夫が話題の「残クレ」で高級車を購入 3年後に待っていた現実
お話を聞かせてくれたのは、関東地方在住の専業主婦、柿山萌絵さん(仮名・30代)。きっかけは、今から3年半ほど前のこと。車好きの夫が、これまで憧れてきた、とある高級国産車に乗りたいと言い出したといいます。
「我が家の世帯収入は、手取りで360万円ほど。子どもの教育費もこれからかかりますし、物価高の影響もあり、日々の暮らしでいっぱいっぱい。貯金もほぼゼロで、とてもじゃないけど高級車なんて無理でしょ~って、笑い話にして流していたんです」
ところが、ある日仕事から帰宅すると、夫から「駐車場を見てみて」と声をかけられました。
そこに止まっていたのは、夫が欲しがっていた高級車でした。
「夫は『残クレで契約したから月々の支払いはそこまで高くないよ』と説明してくれました。当時は私も『そんな買い方があるんだ』くらいにしか思わず、詳しい仕組みまでは理解していなかったんです」
夫が利用していたのは「残価設定型クレジット(残クレ)」。契約時に将来の下取り価格(残価)を設定し、その金額を除いた分だけを毎月返済する仕組みです。月々の支払いを抑えられる一方、契約満了時には車を返却するか、乗り換えるか、残価を支払って買い取るかを選択する必要があります。
そして、契約から3年。返却時の査定では、小さな傷や車内の汚れなどが影響し、追加費用が発生することがわかりました。さらに、そのまま乗り続ける場合も、これまでより高額な返済が必要になると説明されたそうです。
「そのまま乗り続ける場合は、これまでよりも高いローンを支払う必要があることを知り『はぁ?』ってなりました。私は2人目を妊娠中で働いていないため、3年前より世帯収入が少なく、これ以上高いローンだと払っていけません。かといって、清算金を払える蓄えもありません。そしたら夫が『お前が独身時代に貯めた預金があるから大丈夫だろ?』なんて言い出して……」
心を鬼にして、預金を渡すことを断った萌絵さん。夫の両親に頭を下げてお金を借り、清算金を払って車を返却することになりました。しかし、その後も夫は納得していない様子だったといいます。
「『夫婦なんだから助け合うべきだった』『あの貯金があれば乗り続けられたのに』と言われ続けています。でも私は、高額な契約を相談もなく決めておいて、最後だけ私の貯金を当てにされたことが、どうしても受け入れられませんでした」