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「子どもを育てるならイギリスより日本」 イギリス人ママが子育てで実感した、日本教育の魅力とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

「ママ世界一厳しい」 宿題動画に込めた思い

宿題に励むレイラちゃん【出典:YouTube「ハーフキッズの日常 | 日本と家族になる」よりスクリーンショット】
宿題に励むレイラちゃん【出典:YouTube「ハーフキッズの日常 | 日本と家族になる」よりスクリーンショット】

 今回の動画のテーマを「宿題」にした理由についてナルキさんは、「日本の宿題って海外とは違うよねという話になって。何のために毎日宿題があるのか、イギリスとの違いはなんなのかを考えていました」と説明。さらに、親から子どもへ手紙を書く宿題が出たこともあり、「数年後に見返せる思い出として残したい」と考え、動画を撮影したそうです。

 動画では、宿題になかなか集中できないレイラちゃんに対し、エミリーさんが根気よく見守る様子が映し出されています。宿題中にレイラちゃんが「ママ世界一厳しい」とナルキさんに訴える場面も。それでも決して声を荒げたりすることもなく、エミリーさんは宿題を見守ります。

 宿題を終えたあと、エミリーさんは「(日本の)宿題を全部終わらせるのは本当に大変。量も多いし……ちゃんとやらなきゃっていうプレッシャーも大きい」と率直な思いを語ります。「イギリスとは違うね」と話し、日本では不登校が話題になることに触れながら、「その原因のひとつはプレッシャーだと思う」と私見を述べました。

 その一方で、「私が日本を好きな理由のひとつなんだけれど、子どもを育てるならイギリスより日本のほうが良いってずっと言ってきたの」「教育を日本のほうが真剣に考えている」とも話します。

 エミリーさんは現在、私立小学校で英語教師として働いています。日英それぞれの教育の良い点と悪い点を挙げながらも、日本のきちんとした部分はレイラちゃんにしっかり身につけてほしいと考えていることを明かしました。

「日本文化をしっかり伝えたい」 発信を続ける理由

幸せいっぱいのナルキさんとエミリーさんファミリー【写真提供:ハーフキッズの日常(halfkids_eigo)さん】
幸せいっぱいのナルキさんとエミリーさんファミリー【写真提供:ハーフキッズの日常(halfkids_eigo)さん】

 夫婦がYouTubeやSNSで家族の日常を発信するのには、もうひとつ大切な理由があります。

 ナルキさんは数年前に両親を亡くしたことで、お食い初めや七五三、卒園式の服装、こいのぼりの意味、浴衣の着方など、日本文化を教えてくれる存在がいなくなったと実感。「純日本人の僕でも知らないことがたくさんありました」といいます。

 だからこそ、「国際家族の一つのモデルケースとして、日本文化をしっかり学び、伝えていく必要があると思っています」と話します。国際結婚や海外にルーツを持つ家族が増えるなか、日本文化を受け継ぐ姿を発信することにも意味があると考えています。

 さらに、「コメントで『幸せな家族ですね』と言われるようになってからは、日々の日常が幸せなんだなと感じるようになりました」とナルキさん。「動画を見終わったときに『普通のことが幸せなんだな』と思ってほしいし、自分の身近な幸せを感じてほしい」と語ります。

 現在は家族でYouTubeチャンネル登録者10万人を目標に活動中。「エミリーを日本へ送り出してよかったと、イギリスの両親に見せたい。娘や孫が日本で頑張っている姿をイギリスの家族にも届けたい」。そんな思いも胸に、家族の日常を発信し続けています。

(Hint-Pot編集部)