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夢は「殺虫剤のない世界」 コバエ捕獲機で話題の“発明少年”が次なる一歩 今年の自由研究テーマは「アシナガバチ」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

夢は今も「殺虫剤のない世界」 次の目標は検定3級

「大きな目標として本人が掲げている『殺虫剤のない世界を作りたい』という思いは変わっていません」と湊太くんの母は話します。そこには、単に殺虫剤で命を奪いたくないというだけでなく、亡くなった命が良い形でほかの命につながってほしいという思いが込められているようです。駆除対象となる虫以外の生き物への影響も気にかけているといいます。

 さらに「害虫という概念がない世界を作りたい」という思いも強くあります。とくに不快害虫が「人間が不快だと感じる」という理由だけで命を奪われることに心を痛めることも。生き物の種類による優劣はなく、すべての生き物が命と種をつなぎながら、精一杯生きられる世界を目指しているそう。次の目標として「生物分類技能検定3級」の取得を掲げています。

今年の自由研究は「アシナガバチ」がテーマに

 害虫や嫌われがちな虫たちも実は役に立っているということを伝えたい――そんな思いから毎年続けている夏休みの自由研究シリーズも、今年で4回目を迎えます。

 これまでのテーマは、1年生が「ゴキブリ(森のお掃除屋さん)」、2年生が「ボウフラ・蚊の幼虫(水中のお掃除屋さん)」、3年生が「クモ(生活のお掃除屋さん)」。そして4年生になった今年取り組みたいと考えているのが「アシナガバチ」だといいます。農作物を荒らす芋虫や青虫を肉団子にして幼虫に与えるという生態に注目しているそうです。

 また、この夏は湊太くんの“古巣”「森のようちえん かぜのこ(旧・みさと市幼児教室風の子園)」で虫講座を開催。同園で思う存分好きな虫を追いかけてきた経験が、今の湊太くんを形づくっているようです。

 少年の夢は今も変わらず、その歩みを着実に前へと進めています。

(Hint-Pot編集部)