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“テレワーク太り”してしまう人がやっている「5つの習慣」 おうちで始められる簡単見直しポイント

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:森川 有子

食べるスピードを意識すると過食防止に 食だけではないリズムのある生活も大事

その4 食事をよく噛まずに食べる、食べるスピードが速くなっていませんか?

「食べ物をよく噛んでいますか? よくかまずに早く食べると、消化にも負担がかかりますし、満足感や満腹感を得られにくく、つい食べすぎということにもつながります。よく噛むと、炭水化物を分解するアミラーゼと呼ばれる消化分解酵素が唾液とともに分泌されます。この物質は、糖分の消化を促し、血液中に取り込まれ、満腹中枢を刺激すると言われています。しっかり噛んで食べることは過食防止にもつながります。ついガツガツと食べてしまうという人は、食べ始めに一呼吸おいてから余裕を持って食べてみましょう。食事を楽しむ余裕が健全な食生活を作ります」

その5 つい面倒だと感じて動かない・歩かない傾向にありませんか?

「ダイエットは食のバランスだけではなく、リズムのある生活というのも大切です。食べる、動く、眠ることは、連動しています。しっかり動けば、自然とお腹も空くし、ぐっすり眠れます。食べないことが、ダイエットではないのです。きちんと食事をとって動くことが大切。メリハリある生活が大切です」

 在宅勤務で通勤がなかったり、外出自粛要請のため家の中にこもり切りだったりと、何かと運動不足になりがちです。食だけではなく、こまめに動き、よく眠るなど、これを機会に、ちょっとした習慣の見直しを始めてみるのも良いかもしれません。

(Hint-Pot編集部)

森川 有子(もりかわ・ゆうこ)

管理栄養士、ダイエットコーチ、薬膳アドバイザー。
栄養相談室・有美食工房(https://www.atelier-y.jp/)代表。自らの過酷なダイエット生活の経験がきっかけとなり栄養士の道へ。2000年シドニー五輪では現地パーク内レストランでスタッフとして勤務。その後、運動・栄養・休養の3つの健康の柱を軸に、カウセリング、コーチングのスキルも習得。テレビやラジオ出演、雑誌の執筆など幅広く活躍。企業、個人に向けてのウェイトコントロールのコンサルティング、スポーツ選手や芸能人に対してダイエットコーチングも行う。森川千有として女優としても活動。