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「日本人はずいぶん窮屈な思いをしているね」 アメリカ人の夫が困惑 飛行機や電車内で違和感を覚えた光景とは
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「配慮が足りないのでは!?」 夫が電車内で驚いた光景
「日本人は他者に気を遣いすぎて、ずいぶん窮屈な思いをしているね」
座席をめぐる光景を見て、夫はそう感じたようです。ところが、日本の電車内で見かけた“ある光景”には、「配慮が足りないのでは!?」と疑問を感じたといいます。
その“ある光景”とは、一見、健康に見える人が優先席に座っていることです。もちろん、妊娠中や心臓のペースメーカーを入れている人など、体の不調が見た目にはわかりづらい人がいることは理解しています。
しかし、立つのもやっとな高齢者が優先席にやって来ても、知らん顔でスマホを眺めている人も多く、その光景に夫は驚いていました。
そんな夫が、あるとき優先席に座っていた若者に対し「この方に席を譲ってあげてください」と、ジェスチャーで伝えて席を替わらせていました。その若者は「気づきませんでした。すみません」と申し訳ない表情で席を譲ってくれたので良かったのですが、私の家族は「公共の場で他人に関わらないように」と、夫に忠告しました。
家族が心配したのは、見知らぬ人に声をかけることで、思わぬトラブルになる可能性があるからです。
注意するときにも相手への配慮 私が感じる“ハワイ流”

一方、ハワイでは、公共の場で他人に注意しなければいけない場面でも、日本とは少し違った配慮を感じることがあります。
たとえば、列に並ばず店内に入ろうとしている人に対して「列はこっちですよ」と言った際は、「実は、私もさっき知ったんだけどね。アハハ!」と、ひと言つけ加えて相手の自尊心を傷つけないよう配慮する人が多いと感じます。
すると、相手も嫌な気分にならないようで「ごめん、ごめん。並んでいるって気づかなかった!」と、嘘か本当かはわかりませんが、明るく返答して、お互いに「アハハ!」と笑い合っている姿を見ると、これぞ“ハワイ流”だと感じます。
日本では、周囲に迷惑をかけないように自分の行動を控えたり、知らない人とは一定の距離を保ったりする。一方、ハワイでは、必要であれば知らない人にも声をかけつつ、相手が嫌な気分にならないよう言い方を工夫する。今回の一時帰国では、そんな「他人への配慮」の表れ方の違いを、改めて感じました。
郷に入れば郷に従え……とは頭ではわかっていつつ、それでもやっぱり「長時間のフライトでは座席を倒したい」と思ってしまう私は、次回は米系航空会社を選んだほうがいいのかもしれません(笑)。
(i-know)

i-know(いのう)
大学卒業後、フリーランスライターに。お笑い雑誌やファッション誌で、著名人のインタビューを中心に活躍。34歳のとき日本のキャリアに一区切りをつけ、単身ニューヨークへ。その後、ハワイのロコ(地元民)と結婚し、現在は2人の子ども(8歳、6歳)をバイリンガルに育てるべく奮闘している。