Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

ライフスタイル

「私はなんのためにこんなに頑張ってきたんだろう」 義妹の娘を溺愛する義母 義実家と「縁を切りたい」と悩む女性

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

子どもの扱いの違いに悩む女性(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
子どもの扱いの違いに悩む女性(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 家族が増えると、それまで築いてきた関係性にも変化が生まれることがあります。とくに孫が増えれば、祖父母の関心や時間のかけ方にも違いが出てくるもの。しかし、その差を目の当たりにすると、頭では理解できても複雑な気持ちになることもあるでしょう。今回の相談者は、義妹に子どもが生まれてから義母の“熱量の差”が気になるようになった30代女性。夫に気持ちを訴えても理解してもらえず、義実家と縁を切りたいとまで考えています。こうしたモヤモヤとどう向きあえば良いのか、夫婦カウンセラーに聞きました。

 ◇ ◇ ◇

義妹に子どもが生まれてから変わった義母 積み重なるモヤモヤ

 関東地方に住む今田木乃美さん(仮名・30代)は、同じ県内に住む義父母のもとへ、夫と9歳、7歳の息子たちと年に5回以上は足を運んできました。義父母も孫たちをかわいがってくれ、木乃美さん自身も良好な関係を築いてきたつもりだったといいます。

 しかし昨年、6歳下の義妹に女の子が生まれてから、その関係に少しずつ変化を感じるようになりました。

「昨年のお盆は義妹が里帰り出産中だったので、『家が手狭になるから、しばらく遊びに来るのは遠慮してほしい』と言われました。それは仕方がないと思っていたのですが、その後も以前ほど気軽に遊びに行けなくなったんです」

 さらに気になったのが、姪に対する義母の接し方でした。

「義母は『女の子のものはかわいいデザインが多くて、つい買いすぎちゃうわ』と言って、洋服やベビーグッズをいろいろ買ってあげているみたいです。義実家へ行くと姪の写真もどんどん増えていて、義父母のLINEのアイコンまで姪の写真になっていました」

 息子たちもこれまで義父母にかわいがってもらってきました。そのため木乃美さんも、最初はなるべく気にしないようにしていたそうです。ところが、今年のお盆を前に、さらに複雑な気持ちになる出来事がありました。

 今年は木乃美さん一家と義妹一家がそろって帰省する予定です。すると義母から近所の料亭を予約し、家族そろって姪の1歳の誕生日を祝おうと提案されたのです。

「もちろん、姪の1歳をお祝いすること自体が嫌なわけではありません。でも、うちの息子たちはプレゼントが送られてくることはあっても、一度も義母からみんなで誕生日のお祝いしようと言われたことはありませんでした。それまで気にしないようにしていたことまで全部思い出して、『やっぱり娘が産んだ孫は違うのかな』と思ってしまったんです」

 木乃美さんが夫にその気持ちを打ち明けても、「考えすぎじゃない?」「うちの子たちだって、ずっとかわいがってもらってきただろ」と取り合ってくれません。

「私も、息子たちが何もしてもらってこなかったわけではないことはわかっています。でも、これまで義実家とうまくやっていこうと思って、年に何度も顔を出して、私なりに気を遣ってきました。それなのに今は、『私はなんのためにこんなに頑張ってきたんだろう』という気持ちになってしまって……」

 最近では、義実家の話になるたび夫と喧嘩に。木乃美さんは、お盆や正月の帰省もやめ、いっそ義実家とは縁を切ってしまいたいとまで考えるようになりました。

「義母の態度が気になって、義実家と縁を切りたいとまで思ってしまうのは、私が気にしすぎなのでしょうか。夫とも喧嘩ばかりです。これから義実家とどうつきあっていけば良いのかわかりません」