ライフスタイル
「私はなんのためにこんなに頑張ってきたんだろう」 義妹の娘を溺愛する義母 義実家と「縁を切りたい」と悩む女性
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ
「絶縁か我慢か」の二択にしない まずは義実家との距離を調整して
「木乃美さんが感じている『差』が、義母にとって意識的なものなのかは分かりません。ただ、義母が姪にどれだけ時間やお金をかけるかは、木乃美さんがコントロールできることではありません」
そう話すのは、夫婦カウンセラーの原嶋めぐみさんです。
息子たちもこれまで義父母にかわいがってもらってきたのであれば、姪と比べて「してもらったこと」「してもらえなかったこと」を数え続けるほど、木乃美さん自身が苦しくなってしまうといいます。
「義妹のお子さんはまだ1歳ですから、祖父母の関心が集まりやすい時期でもあります。初めての女の子ということで、洋服などを選ぶことを義母自身が楽しんでいるのかもしれません。それを見て寂しく感じる木乃美さんの気持ちと、義母が姪をかわいがることは、分けて考えたほうが良いでしょう」
一方で、木乃美さんが義実家との付き合いに疲れ、「もう行きたくない」と感じるほどになっているのであれば、これまで通り年に何度も帰省する必要はないと原嶋さんは話します。
「『縁を切る』まで一気に進めてしまうと、夫との関係にも大きな影響が出ます。まずは年5回以上だった帰省を年に2~3回にするなど、木乃美さん自身が負担に感じない程度まで減らしてみてはいかがでしょうか。義実家から以前ほど頻繁に来なくていいという雰囲気があるのであれば、むしろ距離を置きやすいタイミングだと考えることもできます」
また、夫に理解してもらおうとして「あなたのお母さんは孫差別をしている」と訴え続けることも、夫婦喧嘩を繰り返す原因になりかねません。
「夫にとっては自分の母親ですから、『孫を差別している』と言われれば、反射的に否定したくなることもあるでしょう。そこで、『お義母さんがおかしい』ではなく、『私は姪と息子たちを比べてしまって、義実家へ行くことが今はつらい。しばらく帰省の回数を減らしたい』と、自分の気持ちと希望を伝えてみてください」
今回のお盆についても、姪の誕生日を祝うことと、木乃美さんが今後もこれまでと同じ頻度で義実家とつきあい続けることは別の問題です。
「お祝いの席では姪の1歳を家族として祝う。その一方で、今後の帰省は減らす。それでも良いのではないでしょうか。義母の愛情のかけ方を変えようとするよりも、自分がストレスを抱えずに済む距離を見つけるほうが現実的です」
そして、息子たち自身が祖父母からの扱いの違いを感じ、傷つくようなことがあれば、そのときは改めて夫婦で対応を考える必要があります。
「今の段階で『縁を切る』と結論を出す必要はありません。木乃美さん自身が比較することから少し離れ、義実家とのつきあい方を変えてみる。それだけでも、今抱えているモヤモヤは軽くなるかもしれません」
(和栗 恵)