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「生理のマナーはきちんと教えてあげてね」 義実家でシーツを汚した30代女性 義母に注意されショック 夫婦カウンセラーがアドバイス
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ
「恥ずかしいから言えない」では解決しない
義母からのLINEが忘れられず、次の帰省を憂鬱に感じている晶さん。夫婦カウンセラーの原嶋めぐみさんは、まず前回の出来事について、義母の指摘を受け止める必要があると話します。
「シーツを汚したことを伝えず、そのまま洗濯機に入れてしまったことや、使用済みのナプキンをキッチンのゴミ箱へ直接捨ててしまったことについて、義母さんが戸惑ったのは無理もないでしょう。晶さん自身も反省しているのであれば、『あのときは慌てていて、きちんと対応できず申し訳ありませんでした』と一度謝罪してはいかがでしょうか」
義母も、いきなり感情をぶつけるのではなく、「今後のために」と前置きしたうえで、最後には「ごめんね」と添えています。原嶋さんは、晶さんとの関係を悪くしたいのではなく、これからも付き合っていくために伝えてくれたと考えることもできるといいます。
「一度失敗して注意されたからといって、ずっと恥ずかしく思い続ける必要はありません。謝るべきところは謝って、『次から気をつけよう』と区切りをつけていいと思います」
一方で、それとは別に向き合わなければならないのが、夫に何も話せないまま、帰省そのものを避けたくなっていることです。
「夫からすれば、事情を知らないまま突然『今年は帰省したくない』と言われても、なぜそこまで嫌がるのかわからないでしょう。言いにくいことではありますが、まずは前回の帰省で何があったのかを話してみてください」
その際、「お義母さんに注意されたから行きたくない」と伝えるのではなく、義母の指摘には納得していることも含め、自分の気持ちを説明することが大切だといいます。
「『お義母さんが言っていることはわかるし、私も悪かったと思っている。でも、すごく恥ずかしかったし、また同じことになったらと思うと、泊まりで帰省するのが怖くなっている』と、そのまま話してみてはいかがでしょうか。夫に義母の言動を評価してもらうのではなく、晶さんが今どんな気持ちなのかを知ってもらうことが大切です」
そのうえで、今年のお盆をどうするのか、夫婦で現実的な方法を考えていきます。
「帰省を完全にやめる必要も、晶さんが不安を抱えたまま泊まりに行く必要もありません。日帰りにする、宿泊日数を短くするなど、いくつか方法はあります。また、泊まりで帰省するのであれば、生理予定日にかかわらずナプキンや防臭袋などを多めに持参しておく。『また同じことになったらどうしよう』という不安は、事前に備えることで小さくすることもできます」
前回は、予定外の生理が始まったことに加え、すぐにナプキンを買いに行くこともできず、晶さん自身も慌ててしまいました。同じ状況になったときにどう対応するか、あらかじめ考えておくことも大切です。
「ナプキンだけでなく、使用済みのものを入れられる防臭袋なども準備しておけば、処分する場所に困ったときにも対応できます。夫にも『次からはこうするつもり』と伝えておけば、ただ帰省を嫌がっているわけではなく、晶さん自身も解決しようとしていることが伝わるでしょう」
恥ずかしかった出来事を夫に打ち明けるのは、勇気がいることかもしれません。しかし、理由を伏せたまま「帰省したくない」とだけ伝えても、晶さんが抱えている不安までは夫には分かりません。
「夫婦関係をギクシャクさせたくないのであれば、まずは『実は前回こんなことがあって、今も気にしている』と話すことです。そのうえで、今年のお盆をどう過ごすのか、ふたりが納得できる方法を探してみてください。今回のことをきっかけに、困ったときにはお互いに相談できる関係をつくっていけるといいですね」
(和栗 恵)