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夫婦旅行なのに「俺だけプレミアムクラス」 50代妻が空港で知った夫の選択 旅行後にはまさかの「離婚したい」 夫婦カウンセラーがアドバイス

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:夫婦カウンセラー・原嶋 めぐみ

夫婦ふたりで楽しい旅行を期待していたのに…(写真はイメージ)【写真:PIXTA】
夫婦ふたりで楽しい旅行を期待していたのに…(写真はイメージ)【写真:PIXTA】

 子どもが成長し、夫婦だけで旅行を楽しめるようになることを心待ちにしている人もいるでしょう。しかし、久しぶりにふたりきりで過ごすからこそ、これまで気づかなかった価値観の違いが見えてくることもあります。今回お話を伺った50代女性は、夫に誘われて北海道旅行へ出かけたものの、空港で思いがけない事実が判明。旅行後には離婚を切り出される事態にまで発展しました。いったい何があったのでしょうか。

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久しぶりの夫婦旅行 空港で知った思いがけない事実

「久しぶりに、旅行にでも行かない?」

 夫からそう誘われたのは、東京都在住の生田花菜さん(仮名・50代)です。結婚後、2人の子どもを育ててきた花菜さん。次男の中学受験を機に仕事を辞めてからは、専業主婦として家事や子育てを担ってきました。

 昨年秋に次男が独立し、夫婦ふたりの生活が始まったばかり。子どもが生まれてからは、夫婦だけでゆっくり旅行する機会もほとんどなかったため、夫からの誘いをうれしく感じたといいます。

「子育てもようやく一段落したので、『これからは夫婦で出かけたりできるのかな』と思っていたところでした。夫から旅行に誘ってくれたこともうれしかったですね」

 夫婦で相談した結果、行き先は北海道に決定。札幌や小樽などをめぐる3泊4日の旅を計画しました。航空券や宿泊先の予約はすべて夫に任せ、花菜さんは現地で何を食べようか、どこへ行こうかと楽しみにしていたそうです。

 ところが旅行当日、空港で搭乗券を確認した花菜さんは、夫と自分の座席が離れていることに気づきました。

「夫に『なんで席が離れているの?』と聞いたら、『俺はプレミアムクラスだから』と言われたんです。出張で貯めていたマイルがあったので、自分の席だけアップグレードしたそうです。航空券の手配は全部夫に任せていたので、それまでまったく知りませんでした」

 花菜さんは普通席、夫はプレミアムクラス。夫婦で出かける旅行なのだから、飛行機でも当然一緒に過ごすものだと思っていた花菜さんは、夫が自分の席だけをアップグレードしていたことに驚きました。

「『夫婦で旅行するのに、自分だけ?』とは思いました。でも、夫が仕事で貯めたマイルですし、そこで言い争うのも嫌だったので、そのときは強く言えませんでした」

 北海道に到着してからも、花菜さんはその気持ちをうまく切り替えることができませんでした。楽しみにしていた旅行だったにもかかわらず、夫との会話も次第に少なくなってしまったといいます。

「せっかく北海道まで来たのだから楽しもうとは思いました。でも、ふとした瞬間に『この人にとって夫婦旅行ってなんなんだろう』と考えてしまって。自分でも大人げないとは思いましたが、ずっとモヤモヤしていました」