国内ニュース
無神経な姑のせいで最悪の“ご近所トラブル”に 赤裸々な夫婦生活をバラされ白い目で見られる30代新婚妻の苦悩とは
公開日: / 更新日:
原因は「姑」だったことが判明 しかし暴露されていた内容に真っ青
結婚から半年ほど経った頃のこと。ぶしつけな視線を浴びながら買い物をしていた美歩さんに、スーパーの店長(50代女性)が「あんた、ちょっとこっち来て!」と手招きをしました。
「まさかの万引き疑惑!? なんて疑心暗鬼な気持ちで店長に呼ばれるままに、店の奥の事務所に行きました。すると店長が言うんです。『あんた、義母さんを何とかしなきゃダメよ!』って」
話を聞いたところによると、どうやらお姑さんはかなりのスピーカーだったようで、美歩さんの日常生活や癖、何度か通販で服を購入したことをまるでとんでもない浪費家のように大仰に話していただけでなく、さらにはご主人との赤裸々な夫婦生活の様子や避妊具、美歩さんの下着のメーカーまで、すべてを町中の人たちにしゃべり歩いているとのこと。
「ちゃんと義母さんに注意しないと、話を大きくして興味本位の噂を流すバカもいるからね。気を付けなきゃダメだよ」と店長から言われ、美歩さんは思わず呆然と立ち尽くしてしまったといいます。
「驚いた、なんて言葉じゃ済まないですね。頭の上に、たくさんのたらいが落とされてきたっていうか、隕石が頭上から落ちてきたというか……。そんなことを言いふらしていたなんて! もう、恥ずかしいやら呆れるやら悲しいやらで」
と、発覚当時を思い出し、沈痛な面持ちで話す美歩さん。同居とはいえ、美歩さん夫婦の寝室と義父母の寝室はかなり離れていて、夫婦生活についてはとても注意していたそう。それにもかかわらず筒抜けになっているということは、部屋のすぐ外で耳をそばだてていたり、寝室に入って物色しているとしか考えられないといいます。
義母は理解せず近距離別居に向け前進中
帰宅中に涙が止まらなくなってしまったという美歩さんは、すぐにご主人に報告。ご主人は顔を真っ赤にして母親を叱り付けましたが、当のお姑さんは、自分の何が悪いのかまるで理解していないような態度だったといいます。
「義父からもずいぶんと叱ってもらったのですが、義母はまるで堪えていないんですよね。『あらやだ、あんた、そんな小さいこと気にするん?』って言われて、『ああ、こういう人も、世の中には存在するんだ』って思いました」
この日以来、美歩さんはどんなに疲れていても、車で30分以上走った場所にある郊外型ショッピングモールまで買い物に行くようになり、町の人とあまり顔を合わせないようにしているとのこと。また、農園を挟んだ義実家と反対側に新居を建てることを決め、今はひたすら我慢の日々なのだとか。
「『人の噂も七十五日』。1年もすれば変な噂もなくなるだろうと、今はただ耐え忍ぶ日々。義母のことを本当の母親のように思おうとしていましたが無理だと悟ったので、自分のこと、日々のこと、すべて、義母に対してできるだけしゃべらないよう気を付けています。義母は『嫁が急に冷たくなった! やましいことがあるに違いない!』って町中に言いふらして歩いているようですけどね……」
ご主人との生活に不満はないため、離婚はまったく考えていないという美歩さん。
「憧れて手に入れた田舎暮らしでしたが……。良いところもあれば、悪いところもあるって実感しました」
今はただ広い敷地が確保できる田舎暮らしに感謝し、新居の完成を心待ちにしているそうです。
(和栗 恵)