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「恥ずかしくなり、隠れてしまいたいと思うほど自信をなくした」 16歳で交通事故に遭った男性 退院後に待っていた苦悩の日々 「高次脳機能障害」の実情とは
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交通事故は、ある日突然、それまでの日常を一変させることがあります。サボテン(.sabo10)さんは16歳のとき交通事故に遭い、一時は意識不明の状態に。意識が回復したあとも、高次脳機能障害によるさまざまな症状に悩まされました。そんな状況から彼はどう前を向き、自分らしい人生を取り戻したのでしょうか。お話を伺いました。
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16歳で交通事故に遭って「高次脳機能障害」に
サボテンさんは16歳のとき、車との衝突事故に遭い、意識不明の状態に。2か月後に意識が回復しましたが、左半身に麻痺が残り、高次脳機能障害と診断されました。
高次脳機能障害とは、事故や病気などによって脳が損傷し、記憶や注意、遂行機能、社会的行動などに障害が生じる状態を指します。症状は人によって異なり、自身の障害を十分に認識できないこともあります。
サボテンさんにも、自身の状態を認識することが難しい時期があったといいます。自身が事故に遭ったことや障害を負ったことを自覚したのは、事故から約2年後のこと。家族は高次脳機能障害に関する情報をネットで探しましたが、本当に知りたい「実生活で直面する困り事への答え」にたどり着くことはできませんでした。
「障害を自覚するまでの2年間は、夢なのか現実なのかわからないような世界を生きていました」

当時はできないことも「できる」と思い込み、記憶に問題が生じていることにも、自分では気づいていなかったといいます。
「だから、なんとなくほかの人と違うことに気づいたときには恥ずかしくなり、隠れてしまいたいと思うほど自信をなくしました」
