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「ベッドの部屋はないのか」 外国人客が増えた老舗ホテルで起きた変化 日本の「和室」に新たなニーズ
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畳の香りや障子越しのやわらかな光、布団で眠るという体験など、和室には日本ならではの魅力が詰まっています。外国人観光客からも人気を集める一方、宿泊施設では、ベッドを備えた客室を求める声も増えているといいます。インバウンドの拡大や宿泊客のニーズの変化を受け、宿泊施設はどのように対応しているのでしょうか。外国人観光客や宿泊施設、専門家に話を聞きました。
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外国人から見た「和室」の印象
畳から漂うい草の香り、障子やふすまが作る和の空間――「和室」は、外国人にとって「日本らしさ」を象徴する存在のようです。和歌山県那智勝浦町を訪れていた外国人観光客に話を聞きました。
まだ和室に泊まった経験がないというアメリカ人観光客は、期待を隠しません。
「ぜひ泊まってみたいと思っている。なぜなら日本の伝統的なしつらえが整っているからね。畳は見たことあるし、実際に歩いたこともある。とても興味深いよ」
一方、かつて和室で過ごした経験のあるイギリス人観光客は、当時の滞在についてこう振り返ります。
「13年ほど前、日本に来たとき、和室に泊まったんだ。いわゆる畳の上に布団が敷かれるような部屋だね。僕は硬めのベッドが好きだから、まったく問題なかったよ」
イタリア人観光客の目には、畳がとても印象的に映ったようです。
「畳の印象はとても良い。すごく美しくて、洗練されていると感じる。でも自分の家にあったら、きれいな状態をキープするには毎日の掃除が大変なんじゃないかって不安しかないよ(苦笑)」と、暮らしの視点に立った本音ものぞかせました。
