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「決してアクセスは良くない」 名古屋や大阪から特急で4時間…熊野古道の終着点、那智勝浦に世界中から人が集まるワケ
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深い原生林に覆われた山道、苔むした石畳、轟音とともに落ちる那智の滝。和歌山県・那智勝浦エリアには、1000年以上の歴史を持ち、「祈りの道」とも称される熊野古道が今も息づいています。大阪や名古屋から特急で約4時間――「決してアクセスは良くない」この場所に、いま世界中から旅行者が集まってきています。彼らをここまで引き寄せるのは、いったい何なのでしょうか。
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海外からの注目が急増中の那智勝浦とは
2004年にユネスコ世界遺産に登録された熊野古道。熊野那智大社や那智の滝を擁する那智勝浦エリアへの関心は、海外にじわじわと広がり始めました。
そして世界遺産登録から20年以上が経った2025年3月。アメリカ誌『TIME』が発表した「世界で最も素晴らしい場所2025」の「訪れるべき場所」部門の世界49か所のうちのひとつに、那智勝浦町の世界遺産「熊野那智大社と那智山青岸渡寺」が選ばれたことで、注目はさらに高まっているようです。
那智勝浦は、田辺から熊野那智大社へと続く熊野古道・中辺路の終着点のひとつです。数日間にわたって熊野古道を歩き継いだ旅人が最後にたどり着いた場所であり、那智山へと続く大門坂では、樹齢800年ともいわれる杉の巨木が両脇にそびえる苔むした石畳の参道が今も残っています。
そんな古の道を、リュックを背負いトレッキングスティックを手にした外国人旅行者が歩く光景は、今や地元の人にも見慣れた日常となっています。
