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ブドウと梨 甘いのは軸側? おしり側? 栄養士に聞いた
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教えてくれた人:藤田 えみこ

旬のブドウと梨。どちらもみずみずしく、残暑厳しい時季にも食べやすい果物です。房や実のまま、丸ごと購入することが多いですが、部分によって甘さが違うといわれています。どこが甘いのでしょうか? ブドウと梨について、栄養面の特徴も含め、管理栄養士の藤田えみこさんに聞きました。
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房や実の部分によって甘さに違いがある?
ブドウや梨が、おいしい季節です。家で食後のデザートとして楽しむ機会も増えるでしょう。どちらも甘くてジューシーですが、実は部分によって甘さに違いがあります。
まずブドウは、軸に近い部分のほうが甘いといわれているのです。房の上のほうから熟していくため、下側に比べて糖度が高くなりやすいと考えられます。最後まで甘さを味わいたいときは、下側の粒から食べ始め、上側の粒へと食べ進めると良いでしょう。
一方、梨は軸のある上側よりも、下のおしり側のほうが甘い傾向にあります。くし形に切った場合、軸側からおしり側へ向かって食べると、だんだんと甘みが強く感じられるでしょう。また、中心部よりも皮に近い部分のほうが、甘みを感じやすいといわれています。皮も食べられるので、苦手でなければ皮付きのまま、スティック状にカットすると食べやすいです。
つまり、ブドウは軸側、梨はおしり側が甘い部分です。食べる順番や切り方を意識すると、旬の味をより楽しめるでしょう。どちらも、冷やしすぎると甘さを感じにくくなることがあります。冷蔵庫の野菜室で保存し、食べる30分ほど前に取り出しておくなど、温度にも気を配りたいですね。
それぞれ栄養面の特徴とは
栄養面でいうと、ブドウには、ブドウ糖や果糖などの糖質が含まれています。ブドウ糖は体内で素早くエネルギー源として利用されるため、手軽なエネルギー補給として取り入れやすいでしょう。このほか、体内の余分なナトリウムの排出に関わるカリウムも含まれています。
また、皮の近くにあるポリフェノールは、抗酸化作用が期待されます。皮ごと食べられる品種は、そのまま食べるのがおすすめです。
一方、梨は約9割が水分で、みずみずしさが特徴です。特別多くはありませんが、カリウムをはじめ、食物繊維も含まれています。食物繊維のほとんどが不溶性食物繊維で、便のかさを増やす働きがあります。
好きなほうをおいしく食べるのが一番ですが、栄養面の特徴から言うと、エネルギーを補給したいときはブドウ、水分を多くとりたいときは梨など、目的に合わせて食べるのも良いでしょう。
農林水産省の食事バランスガイドなどによると、健康な成人で、果物は1日200グラム程度が目安とされています。おいしいからといって一度にたくさん食べると、糖質のとりすぎにつながったり、お腹の調子を崩したりすることもあります。適量を意識して、食卓に取り入れましょう。
(Hint-Pot編集部)
